5月26日に告示された三沢市長選挙には、鈴木重正氏(50)、小桧山吉紀氏(69)の無所属新人2名が立候補しました。投開票は6月2日に行われます。
新人2名の一騎打ちとなった今回は、前市長の市政継承の是非が主な争点と考えられます。
鈴木氏は1968年三沢市生まれ、中京大学法学部法律学科卒業。1992年から2007年まで防衛庁事務官として防衛施設庁、防衛省に勤務しました。2008年および2012年に三沢市議選に2期連続当選。2015年、三沢市長選に立候補しましたが落選しました。現在は自由民主党三沢市支部幹事長、三沢ボリューム会会長、青森県ホッケー協会参与、青森県立三沢高等学校後援会理事を務めています。
鈴木氏はホームページにおいて「愛する三沢を守り、育てる。」をスローガンとした政策集を公表しています。
目次
農水畜産物のブランド化、6次産業化への支援
起業支援体制の構築
仕事と私生活の両立を可能にする「イクボス」育成、ほか
スポーツを通じた総合的な施策・事業の展開
健康寿命日本一を目指す
フランス、台湾、カナダとの交流推進
アジア圏の都市との経済交流・国際交流
SDGsの啓発と達成に向けた取り組み
米軍も自衛隊もまちづくり・活性化に積極的に関わっていく枠組みの構築
基地を地域資源として生かしていく
防災体制・インフラの再点検
災害時の市民行動マニュアルの作成
ユニバーサルマナーの推進
医療機関や買い物、通学に便利な交通サービスの展開
手話言語条例の制定
「おもてなしナンバーワン」の三沢を目指す
市民目線の職員の育成と最適な行政サービスの提供
良質なサービスを持続的に提供する体制を整備
行政情報の見える化
まちづくり懇談会の開催
市民と市長が意見を交換する「ふれあいトーク」の開催
定住・移住促進やまちの活性化につながるシティセールスを展開
婚活支援・不妊不育治療への支援、子育て支援体制の構築
小中学校の給食費完全無料化の推進
中学3年生のインフルエンザ予防接種の費用助成
安価で安心な住宅地整備や空き地の活用
ICTを活用した行政サービス
国道の沿道市民の安全確保と交通渋滞緩和
教育・文化・芸術の振興
三沢高校、三沢商業と連携してまちを活性化
ほか
小桧山氏は1950年三沢市生まれ、帝京大学経済学部卒業、八戸学院短期大学幼児教育学科卒業。2000年から2007年に三沢市議を2期、2007年から2019年に青森県議を3期務めました。今回は種市一正市長より後継指名を受けての立候補となりました。県議会総務企画危機管理常任委員会委員長、県議会農林水産常任委員会委員長などを歴任し、現在は社会福祉法人理事長および学校法人理事長を務めています。
小桧山氏はホームページにおいて自らの政策を公表しました。
・わんぱく家族米支給事業、所得制限のない子ども医療費給付事業などの事業の継続
・子育て分野における行政・学校・地域の連携
・段階的な給食費の無償化の検討
・若者の結婚・就職支援と男女共同参画を応援する「幸せの種応援クラブ」を民間と共同で設立
・小中学校の学力向上を図る
・三沢版コミュニティスクールの強化
・大会出場経費の継続
・教育支援員の増員
・子どもの基本的人権を保障するための「仮称:三沢市子どもしあわせ憲章」の制定
・共生できる地域社会の構築の推進
・国籍・年齢・性別・価値観・宗教の違いを認め合う心のバリアフリーの推進
・ウエナッチバレーとの交流の推進
・市民活動団体の支援を加速
・ICTを行政改革、教育、医療・福祉、防災・減災など各分野で活用するための推進プロジェクトチームの設置および調査研究
・インバウンド観光等に対応したWi-Fi環境の整備
・ペーパーレス会議の推進による経費削減
・地場産品のブランド化
・三沢-名古屋便の新規開設、空港機能の強化
・雇用の場の拡充
・交流人口の増加によるまちのにぎわい創出
・堀口地区の開発
・仕事と余暇のバランスと多様な働き方のある地域社会の構築
・開放的でアメリカナイズされた風土や国際文化都市ならではの特色を三沢市の魅力に
・文化としてのバーベキューの磨き上げ
・三沢会の立ち上げ
・アメリカンデーの来場者の増加を目指す
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