5月29日、千葉市内で開催された自民党参議院議員のパーティーにおいて、桜田義孝衆議院議員が「子供を3人くらい産むようお願いしてもらいたい」と少子化問題について触れた発言が、問題視されています。
桜田氏は報道各社に対し、自説を押し付けたり、誰かを傷つけたりする意図はなかったと釈明。しかし、4月10日に東京都内で開かれた自民党所属国会議員のパーティーでは、「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と高橋比奈子衆議院議員を名指しで発言し、五輪相を辞任したばかりでした。
桜田義孝氏は1949年12月20日、千葉県柏市の生まれで現在69歳です。明治大学商学部商学科を卒業後、1976年に桜田建設株式会社を設立。1987年の柏市議会議員選挙で初当選し、2期を務めた後、1995年の千葉県議会議員選挙で初当選し、1期を務めました。
1996年の第41回衆議院議員選挙に初当選し、これまでに計7回の当選を重ねています。2017年の第48回衆議院議員選挙では千葉8区で100,115 票を得て当選しました。
内閣府副大臣(経済財政政策・金融担当)、衆議院厚生労働委員長、衆議院経済産業委員会筆頭理事、国会対策副委員長、議会運営委員会理事、国家基本政策委員会委員、文部科学副大臣(科学技術・学術・スポーツ担当)、自民党副幹事長、自民党行政改革推進本部長、自民党教育再生実行本部長などの要職を歴任。
2018年には国務大臣(東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)に就任しましたが、2019年4月に五輪相を辞任しています。
桜田氏は自身のHPによれば、キャッチコピーを「桜田よしたかが考える、日本再生の道筋!」とし、
憲法改正、自主憲法制定で日本の改革・発展 ~緊急事態条項、第9条、環境権、プライバシー~
新しい国の形「道州制」で新しいふるさと意識を。~地方分権拡充、行政改革、公務員削減の実現~
道州制導入を提案し、新しい国づくりと行政改革を実現させる。現在の47都道府県を8~10程度の地域に再編し、その下に中核となる拠点都市を置く。
道徳教育による教育再生。~土曜授業で道徳・スポーツ教育、防災教育も充実~
世界トップレベルの教育立国を目指して、道徳教育による教育再生を考える。
などを具体的な政策として掲げています。
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