現職議員の死去にともなう衆議院大阪12区(大阪府寝屋川、大東、四條畷市)の補欠選挙(4月9日告示、4月21日投開票)に共産・自由の2党が推薦する無所属で元職の宮本岳志氏(59)が立候補しました。
なお、同選挙には日本維新の会新人の藤田文武氏(38)、無所属で元職の樽床伸二氏(59)、公明党が推薦する自民党新人の北川晋平氏(32)が立候補しています。
宮本岳志氏は1959年12月25日和歌山市生まれ、大阪府岸和田市育ち、和歌山大学教育学部卒業。高校入学が決まった1975年4月に日本民主青年同盟に加盟、1978年に18歳で日本共産党に入党。大学在学中であった1984年に民主青年同盟の地区専従者となりました。日本共産党中央委員会付属社会科学研究所非常勤研究員、党大阪府常任委員、党中央委員を歴任。
1995年に参議院の比例代表候補として立候補しましたが落選。1998年の参院選に大阪選挙区から立候補し、初当選を果たしました。2009年・2012年・2014年・2017年の衆院選にはいずれも近畿比例区で立候補し、いずれも当選しました。これまでの選挙では共産党の公認候補として立候補していましたが、今回は無所属で立候補しています。
宮本氏は自らのHPで以下の政策を掲げています。
10月に予定されている10%への増税や混乱必至の「軽減」税率を中止して、国民の暮らしと営業、地域経済を守ります。
・10月からの消費税増税に反対
・大学授業料の引き下げ、返済不要の奨学金の拡充を
「忖度」発言で辞任した国交副大臣、森友・加計など安倍政権による国政の私物化は目に余るものがあります。ウソとごまかし、隠ぺい、捏造、こんな政治はもう終わりにしましょう。
・森友事件の全容解明を
・統計データのねつ造や「服従」を先取りする「忖度」は許さない
安倍首相は、憲法9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む改憲を企んでいます。戦力不保持を世界に約束した憲法9条の空文化はゆるしません。
・安倍政権のもとでの9条改憲に反対
・民意を無視した沖縄辺野古への新しい米軍基地建設中止
安倍政権と維新の府・市政が大阪にカジノを持ち込もうとしています。賭博・カジノはギャンブル依存症を増やし、不幸と悲劇を広げ、「経済効果」よりマイナス「効果」が上回ります。
・子育て支援、教育の充実に税金を使い、「南海トラフ」巨大地震、台風・集中豪雨への備えを
・長時間労働を規制し、最低賃金の引き上げを
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