3月21日に告示された神奈川県知事選には、自民・公明・国民民主の3党が推薦する現職の黒岩祐治氏(64)、共産党が推薦する新人の岸牧子氏(62)の無所属2名が立候補しました。投開票は4月7日に行われます。
今回は黒岩県政の是非が最大の争点となっていると考えられます。
黒岩氏は兵庫県神戸市出身、早稲田大学政治経済学部卒業。フジテレビジョンに入局し、報道記者、ディレクターを経て報道番組のキャスターを務めました。ワシントンD.C.支局特派員を経て再びキャスターに復帰しましたが、2009年に退職。同年から国際医療福祉大学大学院教授を務めました。2011年の神奈川県知事選に初当選し、内閣官房健康・医療戦略参与、ロボット革命実現会議委員を歴任しました。2015年に再選を果たし、今回は3選への挑戦となります。
黒岩氏は「コミュニティ再生で笑いあふれる100歳時代」をスローガンに以下の政策を掲げています。
岸氏は神奈川県湯河原町出身、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。箱根町立仙石原中学校の美術教師を経て、22年間「横須賀おやこ劇場」の役員を務め、文化を通じた地域での子育て運動に携わりました。2005年に「横須賀市民9条の会」を結成、2013年には原子力空母の母港化撤回などを訴えて横須賀市長選に「幸せ度№1の横須賀をみんなでつくる会」から立候補しました。2015年には「戦争に行かない、誰一人行かせない、横須賀ALLs」を結成し、安保法制反対運動などで活動してきました。
岸氏は「誰一人とりのこさない」「誰のこどももころさせない」をスローガンに以下の政策を掲げています。
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