衆議院議員選挙は10日公示され、22日の投開票に向け選挙戦がはじまりました。
選挙ドットコムが、電話調査サービス「リサーチコム」のルーシッド株式会社と合同で続けている全国電話調査の第2回調査分の概要がまとまりました。
※電話調査の実施をご検討の方はこちらよりお問い合わせください。
2回目の全国調査は10月8日(日)、18歳以上の男女6万人を対象に行い、このうち3,321人から回答を得ました。
選挙ドットコムでは今後もルーシッド株式会社と合同で、投開票日まで毎週、11ブロック単位での電話調査を行います。ぜひご参考ください。
参考:【全国】比例投票予定「自民3割半ば」「立憲民主と希望が拮抗」「共産、公明、維新などが続く」
北陸信越ブロック(新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県)の主な数値をまとめました。
「安倍内閣を支持しますか?支持しませんか?」と尋ねたところ、「支持する」と答えた人は25%、「どちらかと言えば支持する」と答えた人は20%で、合わせて45%で、先週の調査(1日)と比べ、2ポイント上がりました。
一方、「どちらかと言えば支持しない」と答えた人は32%、「支持しない」と答えた人は23%で、合わせて55%と、2ポイント下がりましたが、2週連続して「不支持」が「支持」を上回りました。
「小池都知事が立ち上げた新党希望の党に期待しますか」と尋ねたところ、「期待する」と答えた人は2割強、「期待しない」と答えた人は半数弱、「どちらとも言えない」と答えた人は3割でした。
先週の調査と比べ、「期待する」と回答した人の割合が下がりました。
「民進党を離党した枝野幸男氏が立ち上げた新党立憲民主党に期待しますか」と尋ねたところ、「期待する」と答えた人は2割半ば、「期待しない」と答えた人は4割強、「どちらとも言えない」と答えた人は3割弱でした。
「選挙区においてどの政党の候補者に投票しますか」と尋ねたところ、自民が3割半ば、希望が2割弱、立憲民主が1割半ばとなっていて、共産、公明、社民などの順となっています。
男女別にみてみますと、自民は男性4割弱、女性3割半ば、希望は男性1割半ば、女性2割、立憲民主は男性1割、女性が1割半ばの支持となっています。
「比例代表においてどの政党に投票しますか」と尋ねたところ、自民が3割強、希望と立憲民主が2割弱で並んでいます。公明と共産が拮抗し、激しく競り合っています。
男女別にみてみますと、自民は男性3割弱、女性3割半ば、立憲民主は男性2割強、女性1割半ば、希望は男性2割、女性が2割弱の支持となっています。
「ふだん、国の政治においてどの政党を支持していますか」と尋ねたところ、自民が3割強、立憲民主は1割半ば、希望は1割弱となっていて、公明と共産が拮抗し、激しく競り合っています。
3割弱の人が「支持する政党はない」と答えていて、今後の情勢によって、有権者の投票意向は大きく変わる可能性があります。
選挙ドットコムでは今後もルーシッド株式会社と合同で、投開票日まで毎週、11ブロック単位での電話調査を行います。ぜひご参考ください。
※電話調査の実施をご検討の方はこちらよりお問い合わせください
(分析・執筆 選挙アナリスト 平木雅己)
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