衆議院議員選挙は10日公示され、22日の投開票に向け選挙戦がはじまりました。
選挙ドットコムが、電話調査サービス「リサーチコム」のルーシッド株式会社と合同で続けている全国電話調査の第2回調査分の概要がまとまりました。
※電話調査の実施をご検討の方はこちらよりお問い合わせください。
2回目の全国調査は10月8日(日)、18歳以上の男女6万人を対象に行い、このうち3,321人から回答を得ました。
選挙ドットコムでは今後もルーシッド株式会社と合同で、投開票日まで毎週、11ブロック単位での電話調査を行います。ぜひご参考ください。
参考:【全国】比例投票予定「自民3割半ば」「立憲民主と希望が拮抗」「共産、公明、維新などが続く」
南関東ブロック(千葉県、神奈川県、山梨県)の主な数値をまとめました。
「安倍内閣を支持しますか?支持しませんか?」と尋ねたところ、「支持する」と答えた人は28%、「どちらかと言えば支持する」と答えた人は20%で、合わせて48%で、先週の調査(1日)と比べ2ポイント下がりました。
一方、「どちらかと言えば支持しない」と答えた人は25%、「支持しない」と答えた人は26%で、合わせて51%と、2ポイント上がり、2週連続して「不支持」が「支持」を上回りました。
「小池都知事が立ち上げた新党希望の党に期待しますか」と尋ねたところ、「期待する」と答えた人は2割、「期待しない」と答えた人は半数強、「どちらとも言えない」と答えた人は3割弱でした。
先週の調査と比べ、「期待する」と回答した人の割合が下がりました。
「民進党を離党した枝野幸男氏が立ち上げた新党立憲民主党に期待しますか」と尋ねたところ、「期待する」と答えた人は2割半ば、「期待しない」と答えた人は半数弱、「どちらとも言えない」と答えた人は2割半ばでした。
「選挙区においてどの政党の候補者に投票しますか」と尋ねたところ、自民が4割弱となっていて、続いて、立憲民主と希望が1割半ばで激しく競り合っています。
共産が1割弱で、公明などが続いています。
男女別にみてみますと、自民は男性4割半ば、女性3割強、希望は男性2割弱、女性1割強、立憲民主は男性1割半ば、女性2割強の支持となっています。
共産は、男性1割弱、女性は1割強となっています。
「比例代表においてどの政党に投票しますか」と尋ねたところ、自民が3割半ば、希望と立憲民主が2割弱で激しく競り合い、共産と公明は横一線です。
男女別にみてみますと、自民は男性3割半ば、女性3割、希望は男性2割半ば、女性1割強、立憲民主は男性1割半ば、女性2割強となっています。
共産は、男性1割弱、女性1割強、公明は男性女性ともに1割弱です。
「ふだん、国の政治においてどの政党を支持していますか」と尋ねたところ、自民が3割半ば、立憲民主は1割半ば、希望が1割強となっていて、共産、公明などが続いています。
2割の人が「支持する政党はない」と答えていて、今後の情勢によって、有権者の投票意向は大きく変わる可能性があります。
選挙ドットコムでは今後もルーシッド株式会社と合同で、投開票日まで毎週、11ブロック単位での電話調査を行います。ぜひご参考ください。
※電話調査の実施をご検討の方はこちらよりお問い合わせください
(分析・執筆 選挙アナリスト 平木雅己)
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