蓮舫代表の辞任表明を受けた民進党代表の後任を選出する代表選挙が8月21日に告示、9月1日投開票のスケジュールで行われることとなりました。
代表選挙には、前原誠司氏と枝野幸男氏が立候補を表明しています。この他にも江田憲司代表代行が率いる議員グループや若手を中心に「第三の候補」の擁立を探る動きも見られています。なお、前回代表選に出馬した玉木幹事長代理は「全く白紙」と述べています。
前原誠司氏は1962年4月30日京都市左京区の生まれで現在54歳です。京都市立修学院小学校、京都教育大学附属京都中学校、京都教育大学教育学部附属高等学校を卒業後、京都大学に進学します。
前原氏が中学2年の時、父が他界。高校1年から大学卒業まで奨学金を受けながら勉強し、京都大学入学後はバスの添乗員・魚の卸売市場などあらゆるアルバイトを経験しました。
京都大学卒業後、松下政経塾へ入塾した前原氏は、政治家への道を歩み始めます。1991年に京都府議会議員選挙に無所属で左京区選挙区から出馬し、初当選を果たします。1993年には、第40回衆議院議員選挙で日本新党公認候補として旧京都1区選挙区から出馬し、当選。1996年の第41回衆議院議員選挙では、民主党公認候補として京都2区選挙区から出馬し、2期目の当選をします。
その後、2000年の第42回衆議院議員選挙、2003年の第43回衆議院議員選挙、2005年の第44回衆議院議員選挙と当選を重ねました。2005年には第5代民主党代表に就任しました。しかし、2006年に民主党代表を辞任。2007年には、民主党副代表に就任します。
2009年の第45回衆議院議員選挙では得票数101,151票を得て当選。自民党から民主党へと政権が交代し、鳩山由紀夫内閣において国土交通大臣、特命担当大臣に就任しました。
2010年には菅第1次改造内閣において外務大臣に就任。2011年の第2次改造内閣でも外務大臣として留任しました。
その後、在日外国人からの献金問題で外務大臣を辞任するも、民主党政策調査会長などを歴任し、2012年には内閣府特命担当大臣に就任します。
2012年の第46回衆議院議員選挙、2014年の第47回衆議院議員選挙でも当選を重ね、現在までに8期目の当選を果たしました。現在は民進党京都府第2区総支部総支部長、民進党京都府総支部連合会常任顧問などの要職に就いています。
前原氏は自身のホームページに「希望を分かち合える社会へ」をキャッチコピーとして掲げ、具体的には、
■目指す方針
日本の政治体制の改革
次世代に負担のない国家運営■目指す政治家像:坂本龍馬
■目指す国家像:尊厳ある国家
外交・安全保障:自立と協調
経済:外に開かれた国家
内政:住民参加型分権社会
と記しています。
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