任期満了に伴う横須賀市長選(6月18日告示、6月25日投開票)に、”おバカタレント”として一世を風靡した上地雄輔さんの父・上地克明(かみじ・かつあき)氏が出馬を表明しました。
今回の横須賀市長選では、横須賀市議会の自民党市議団など複数会派が上地克明氏の擁立に向けて動いてきた経緯があり、上地氏も自民党・公明党の各党に推薦を検討中です。横須賀市は自民党衆議院議員・小泉進次郎氏のお膝元ですが、これまで自民党が応援してきた候補は、現職の吉田雄人市長に連敗しています。
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上地克明氏は、1954年1月生まれの63歳。横須賀市吉倉町出身です。1966年に横須賀市立逸見小学校、1969年に横須賀市立桜台中学校を卒業。1972年には神奈川県立横須賀高等学校を卒業し、早稲田大学商学部に進学します。1977年に早稲田大学商学部を卒業後、株式会社ニチリョウに入社。
1978年には24歳の若さで、衆議院議員・田川誠一氏の秘書になりました。1983年川崎市宮前区から県議会議員選挙に初出馬し8,027票を得るも、惜しくも落選。1987年には横須賀市から県議会議員選挙に出馬。
2003年の横須賀市議会議員選挙では3,386票を得て当選。2007年の2期目では2,551票を得て当選。さらに3期目の2011年横須賀市議会議員選挙では、6,495票を得て当選。2015年の横須賀市議会議員選挙では6,626票を得て、4期目の当選を果たしました。直近の3期目・4期目の市議会議員選挙では、トップ当選と高い支持を得ています。
横須賀市議会議員・上地氏の政策は「市民が豊かさを実感できる街づくり」として、4つのDを提案しています。
D1は地元商工業の再生、D2は人任せにしない地域社会、D3は子育て環境づくりと働きやすい街づくり、D4は楽しさある街づくりです。地元企業が元気な街づくり。自分たちで自発的に街づくりに参加する地域社会の構築。女性が安心して働け、子どもが健全に育つ環境づくり。音楽・演劇・美術展がどこかで開催されている、おしゃれで楽しい街づくり。新しい横須賀を作ろうと、上地克明氏は主張しています。
3期目を目指す吉田雄人市長と、上地克明氏の実質的な一騎打ちになると予想されています。小泉進次郎氏が、前回と同じように上地氏の選対本部長を務めるのか、リベンジを果たせるのかが注目を集めています。
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