【魚沼市長選挙】新庁舎再編の50億円が争点。 現職 大平悦子氏 vs 新人佐藤雅一氏

2016/12/02

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コラム

選挙ドットコム編集部

11月27日、任期満了に伴う新潟県魚沼市長選が告示されました。
立候補したのはいずれも無所属で、現職の大平悦子氏(60)新人で元市議の佐藤雅一氏(65)の2名です。投開票は12月4日に行われます。
現職の大平氏は人口減少問題を最大の問題とし、魚沼市にとって重要な時期となる今、「夢を語れる地域づくり」を掲げました。それに対し、新人の佐藤氏は市民の声を反映させる魚沼市を展開したい考えです。

 

財政健全化よって次の世代につながる魚沼市を。現職 大平悦子氏

大平氏は2期8年の実績を振り返り、財政健全化の促進と地域医療の再編に取り組んできた、と述べました。3期目に挑戦するにあたり、魚沼市の人口減少問題を最大の課題と考えています。そのためには若い世代の定住や雇用の場の確保に力を入れたい考えです。そして、今が魚沼市にとって重要な時期とし、「継続・推進・発展で夢を語れる地域を作り、次の世代へのバトンタッチが使命だ」と訴えました。

私生活では5人の子供の母親です。過去2度の選挙戦では「市長になっても弁当作りを続ける」という公約を掲げ、子育てにも力を入れました。その子供たちも就職や進学で実家を離れ、今は自分自身へのお弁当を作っているとのことで、家庭的な人物像が伺えます。

 

市民の声が反映された魚沼市づくりを。新人 佐藤雅一氏

佐藤氏が最も重視しているのは新庁舎再編問題です。50億円もの建設費が課題であるとし、「雪国に合うシンプルな物を市民とともに作りたい」との考えを示しました。そのために市民の声を聞き新しい風を市政に反映させる、という姿勢を見せています。

かつて、小出郷広域事務組合で総務課長などを、さらに魚沼市議を1期務めた佐藤氏ですが、一度は政界から身を引きました。しかし魚沼市の現状を見て「疲弊した産業を活性化したい」「雇用を拡大して人口減少に歯止めをかけるべきだ」と今回は自ら市長選に立候補しました。

仲間たちと春の山へ山菜採りをするのが楽しみという佐藤氏。魚沼観光の目玉である温泉とともに、地域の産業に山菜を取り入れたい、という考えも持っています。

次ページ:争点は? 一歩リードするのは?

前回の投票率は72.34 %。大平市政の是非を問う今回は?

今回の選挙は、2期8年の大平市長の政策への是非が問われる選挙でもあります。また、新庁舎再編へ約50億円の費用が市民に受け入れられるか、あるいはもっとシンプルな庁舎を主張する佐藤氏の公約か。庁舎再編を中心とした財政の使い方が票の行方を左右するでしょう。

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選挙ドットコム編集部

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