
会見の模様(撮影:永洞卓)
東京都知事選に出馬予定だった宇都宮健児氏が、今夜(13日)出馬を取りやめました。
自民党の候補が分裂したことを「都政を都民により優しくしていく機会」ととらえ、鳥越俊太郎氏の出馬表明に伴い「昨日今日と2度会い、私たちの政策を参考にする」という同意が得られたため、大局的に見て出馬を取りやめたとのこと。
次の衆院選での野党共闘へ水を差さないためや、市民運動の分裂を懸念した、という一面もあるようです。
鳥越予定候補への協力は未定で、別の形で運動を続けていく模様。
平均年齢よりも24歳も年上。候補者の平均年齢は68歳で、都知事の高齢化が心配 >>
選対スタッフの話「もう少し時間があったらまだ続けていたが、今回は時間が少ない中で正直厳しいかなという感じはあった」「鳥越さんの人間性も裏表ない人。自然な流れでそういう結果となってしまった感じ」
一方、会場に残った人からは「都政について何も考えていない鳥越さんでは勝てない」「政党の組織戦のため、市民が選挙に入れない」との落胆の声も多かったようです。
宇都宮健児氏の票は、鳥越氏に加算されることになるでしょう。これで、鳥越氏は勝つことができるようになるのでしょうか。データをもとに都内の組織票を計算すると、
■増田寛也陣営:205万票
増田寛也:自民党120万+公明党70万+日本のこころ15万=205万
■鳥越俊太郎陣営:165万票
鳥越俊太郎:民進党60万+生活・社民党20万+共産党70万=150万票
宇都宮健児:緑の党15万=15万票
と言われています。宇都宮健児氏を支援する緑の党の15万票を加えても、鳥越陣営の苦戦は続くかもしれません。しかし、今後の浮動票と投票率によっては結果がどうなるか分からないところです。
(取材協力:永洞卓)
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