7月10日投開票の参議院議員選挙 和歌山県選挙区では激戦の末、自民党の鶴保庸介候補が勝利を収めました。対する野党統一候補で無所属の由良登信候補は惜しくも落選しました。
当確となった鶴保庸介候補は、1967年2月5日生まれで現在49歳。大阪府大阪市出身。東京大学法学部卒業しています。大学卒業後は国際政治学者の若泉敬氏に師事し、政治家を志しました。その後は小沢一郎衆議院議員の秘書を務め、第18回参議院議員通常選挙にて初当選を果たしました。国土交通大臣政務官・参議院決算委員長・国土交通副大臣を歴任し、3期目から参議院自由民主党政策審議会長を務めていました。
今回の参院選では、和歌山選挙区では野党共闘が進み、民進と共産が独自候補を取り下げて安全保障関連法案廃止を訴える由良登信氏に一本化し、自民党vs野党連合の構図での選挙戦となっていました。しかし、固い保守地盤と言われる和歌山県では、元国土交通副大臣を務めた自民党の鶴保庸介氏の圧倒的な知名度や実績が勝り、積極的な演説活動を行ったことも支持基盤を固める形となりました。
ちなみに、池上彰の選挙ライブで紹介されたキャッチコピーは「今年、捕鯨推進の会合で皆で『ホエール』と乾杯」でした。
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