
「日本のこころを大切にする党」 国政支部長(全国比例)矢作直樹さんに、政策、社会の問題点などについて、直接、話を聞きました。
目次
直接のきっかけは、人から「政治家になってみないか」とお声がけをいただいたことですが、それより前から、「日本人は、本来の良さを失いつつあるのではないか」という問題意識がありました。
私は医療現場に35年おりましたので、患者さんたちの変化というものをこの目で見てきました。私が駆け出しの頃の患者さんというのは、私の親世代、つまり明治・大正の生まれの方がほとんどでした。そして、その時代生まれの方々と、次の世代、その次の世代の方々とでは、治療における現実の受け入れ方ひとつとってもだいぶ違いがあるように感じていました。足るを知るとか、受け入れるとか、そういった感覚を日本人は忘れつつある気がしたのです。
それで最近はずっと、講演や著述活動を通して「もっと本来の日本人の良いところを思い出そう」というお話をさせていただいておりました。そのなかで、縁あって政治の世界に誘われたというわけです。
ともに、良い日本を一緒に作っていきましょう、ということに尽きますね。いい日本とは……ということを考えますと、やはり必要なのは、「手枷足枷をはずす」ことでしょうね。
ご存知のように、戦後のグローバリゼーションは刻々と、日本を窮屈な方向に作り変えていっています。それに対抗するために新しい法律をむやみやたらと作るよりも、いま手枷足枷になっている法律をなるべく緩めていく方が効率いいですよね。
現在の法律には無数の問題点がありますが、特に危険なのは、個人の権利が強くなりすぎている点だと思います。本来の民主主義でいえば、個人の権利というのは「公共の福祉に反しない限り」尊重されるもののはず。ですが近年、「公共」がひどく希薄なものになってしまっています。それが当たり前になってしまってはいけませんよね。法律は、立法主旨がきちんと意識されていなければ意味がありません。
医療現場でもどこでもそうですが、事故が起きるのは、人が「無意識」にことをこなしているときです。点検や点呼をいくらルーティンワークとして徹底しても、無意識では意味がありません。必要なのは「無意識の有意識化」ですし、無意味な枷になってしまっている法律については見直していくべきではないか、と思っています。
過度の権利意識よりも、公共の意識をとっていくことの大切さを、もっと認識していただきたいとは思います。たとえば最近も、新しく保育園を作ろうとしたら、地域の人たちが反対したという事例がありましたよね。たしかに個人の権利は尊重されるべきですが、「子どもの声は騒音だ」なんて考える大人が多かったら、これはちょっといかがなものかと思いますよね。
私の家のすぐ近くにも二つ幼稚園や保育園がありますけれども、騒音だなんて思ったことはありません。
良い大人に囲まれて過ごしていたなと思いますね。明治・大正生まれの方々から、日本の素晴らしい文化、伝統、歴史について教わることができた。今の子どもたちは、「私たちの日本」というものについてあまり教わっていないのです。
家族や故郷を素晴らしいと思うように、祖国のことも素晴らしいと感じてほしいし、誇りをもってほしいです。

公認会見の様子(右)
私が、これは大切だと思っていることが四つあります。
1つめは、道徳心の向上。足るを知り、感謝の気持ちを持ち、お金に惑わされずに過ごす。それだけでずいぶん人は生きやすくなるものです。
2つめはメディアリテラシーの向上です。知は力なりと言うように、知ることの意義は大変大きい。でも、多くの人は固定観念にとらわれてしまっています。虚心坦懐に正しくものをとらえる力を養わなければなりません。
3つめは自給力の向上です。食物でもエネルギーでも、ロスを減らすだけで、この社会のコストは大幅に下げられる。そのためには法律を変え、いろんな方面から既得権を剥いでいかなければなりませんね。
4つめは地球への思いやりです。たとえば、遠方への移動手段として新幹線と飛行機がある。かかる時間はほとんど一緒で、ただ飛行機の格安チケットの方が費用は安くすむ。そういうときに、人は飛行機を選んでしまいがちですが、でも飛行機は新幹線の数十倍の二酸化炭素を出すのです。だったら新幹線を使った方がいいのではないか。そういう、自然への当たり前の思いやりを、私たちは持つべきではないでしょうか。
私は、政治家に「ならせていただく」という風には思っておりません。私が求められているのであれば政治家になるし、求められていなければならないだろう。そのように、シンプルに考えています。
【経歴】
元東京大学医学部附属病院部長
日本のこころを大切にする党 参議院比例第六支部長
【主な著書】
「人は死なない」(バジリコ)
「おかげさまで生きる」(幻冬舎)
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