6月2日、参議院議員の浜田和幸氏(鳥取選挙区)が記者会見を開きました。この記者会見では、「おおさか維新の会」の公認候補だった浜田氏が、突如公認を取り消された事件に関して、説明するために開かれたものでした。本会議を欠席したことを理由に党の公認が取り消されるに至っていますが、浜田氏曰く、おおさか維新側の対応にも問題があるようです。

維新側によると、浜田氏が公認を取り消された理由は、参院の本会議を欠席したためとされています。本会議は国会議員としての活動の中でも非常に重要度の高い会議で、浜田氏もこれまで一度も欠席したことは無かったそうです。今回初めて、27日の本会議を欠席した浜田氏は、大阪府内の会合に出席し、市議や府議に参院選への支援を呼びかけました。こうした行動から「本会議をズル休みした」と非難を受けています。
維新では、昨年に浪速のエリカ様こと、上西小百合議員が衆議院本会議を欠席し、大問題となりました。上西氏の欠席の理由は「男性秘書との京都旅行」ですが、どちらも「ズル休み」であるとの判断されている点では同じと言えるでしょう。
浜田氏は、上西氏と同じ轍を踏んでしまいました。

浜田氏は、おおさか維新の会の共同代表である片山虎之助氏や東徹総務会長に事前に了承を得ていたと説明しています。それにもかかわらず、「本会議をズル休みし、選挙のお願いにきた」という報道が広がるにつれ、急遽公認が取り消される事態となりました。さらに、浜田氏によれば「(事前に党内の了承を得ていたにもかかわらず)党内での議論も手続きもなく、一方的に公認が取り消された」「面会や説明が全く無いのは党規則にも違反している」とのことです。

一方、浜田氏の欠席について、維新府議団の大橋一功代表は「本会議の欠席は知らなかった。議員は議会開催が至上命題のはずだ」苦言を呈しています。さらには、浜田氏が欠席した27日の参院本会議では、熊本地震関連の法案の採決などが行われており、こうした点からも批判が広がっています。
浜田氏とおおさか維新では発言に食い違いも見られ、どちらが正しいのかも判断しかねる点もあります。おおさか維新の会は先月、埼玉選挙区で公認候補となった山田太郎参議院議員が、入党からわずか2日後に離党するという珍事も起こっており、政党としての考えと個々人の議員の考えに差異があるのかもしれません。選挙に向けてこうした混迷が続くのでしょうか。
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