維新の党は党代表選挙(10月1日告示、11月1日投開票)について、インターネット投票制度を導入することを決定しました。一般党員でもより参加しやすい環境を提供するねらいがあり、国内の党首選においてネット投票が導入されるのは初めてのことです。

1人1票で党員拡大

代表選は最高顧問の橋下徹大阪市長の意向により、国会議員、地方議員、一般党員の全てに「1人1票」制を導入することが話題となっていました。

維新の党、初の代表選は異例の1人1票制(7月15日選挙ドットコム)

また、8月31日までに一般党員に申し込めば代表選に1票を持って参加でき、「党員数は現在約9千人で、このうち大阪府を含む関西在住が約3700人」(*)とも報道されています。自民党は党費や会費を滞納なく2年納入した党員でなければ総裁選に参加できません。維新は代表選への参加権をアピールして一般党員の拡大を図り、11月22日投開票の大阪府知事・市長のダブル選にもはずみをつけるねらいがあると思われます。

(*)維新、党員獲得に奔走 代表選念頭「1票」取り込み(8月12日産経)

ネット投票の詳細は?

ネット投票は電子投票の一種です。国内では電子機器を使った投票所での投票や集計などは一部で始まっていますが、ネット投票についてはセキュリティの確保や不正投票の問題、費用対効果など、運用面、技術面ともに議論が深まっていないのが現状です。

代表選におけるネット投票の詳細がまだ分かりませんが、告示日以降に公開予定の専用サイトから投票できると報道されています。個人アカウントの作成、配布などをどのように進めていくのでしょうか。

また、維新は18日の公式ツイートで「郵便投票の他インターネット投票も実施する」と発表しているので、ネット環境が不十分な党員には郵便投票が選べるようにしているものと思われます。1人1票にネット投票、新しい試みに期待しつつも制度の課題などにも引き続き注目していきたいと思います。

 

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選挙ドットコム編集部

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