2021/9/13
#佐久市議会
🌞『令和3年第3回(9月定例会)』
【市内市立小中学校のICT端末(タブレット端末)使用の現況について】一般質問を行いました✏️📑❣️
1『市立小中学校のICT端末使用の現状について』
(1)市立小中学校へのICT端末整備状況についてお伺いいたします。
国の進める『GIGAスクール構想』は、当初令和5年度までに事業を達成するとしていましたが、新型コロナウイルス感染症による臨時休業が発生したことから、長期休校時においてもICTを活用し、全ての子どもたちの学びを保障するため、令和2年度中の整備完了へと事業が前倒しされ、市内市立小中学校の児童・生徒、教師へ、ICT端末が一人一台貸与され、Wi-Fiネットワーク工事と合わせて、現在市立小中学校の「ICT教育」環境が整備されていると思いますが。今後、ICT教育推進のため、現在のICT端末や充電保管庫等のハード面での整備状況をお伺いいたします。
【答弁】「市立小中学校へのICT端末の整備状況について」お答えいたします。
佐久市立小中学校では、文部科学省が示しております「GIGAスクール構想」に基づき、令和2年度末までに児童・生徒向けの1人1台端末及び関連する周辺機器等ハード面で整備が完了いたしました。
その内、ご質問のICT端末の整備状況につきましては、タブレット型の教育用コンピュータを小学校5,466台、中学校2,703台、合計8,169台を整備完了いたしました。
また、ICT端末の管理用の充電保管庫を小学校196台、中学校88台、合計284台を整備完了いたしました。
●ご答弁いただきました
導入されているグーグル社のクロームブックは、端末自体の費用も安価ですが、導入時のセットアップや導入後の運用管理など、大量の端末を全て一元管理ができるため、大幅にコストを削減することが可能です。更に【起動が速い】 【バッテリーの持ちがいい】【高いセキュリティ】【各種 Google アプリとの連携が抜群である】【長期間使用しても動作が重くなりにくい】などの理由から、1人1台の情報端末として佐久市立の小中学校はもとより、多くの学校から選ばれており、学校教育現場での使用に関して最高のデバイスで有ると私も思います。速度の遅延や不具合等が授業中に発生してしまうと授業自体がストップしてしまう可能性がございますので、メンテナンス等をしっかり行っていただく事をお願いし、次の質問に移ります。
市立小中学校での使用の様子についてお伺いいたします
ア児童・生徒の現況について
学校での授業や校内活動における児童・生徒が使用している代表的な活用事例をお伺いいたします。
イ教職員の現況について
教職員がICT端末の操作に習熟し、授業等でICT端末を活用するため、どのような研修を受けているのかお伺いいたします。
ウとして、ICT端末使用上の課題はどのようなものがあるのか。ICT端末はまだ使い始めたばかりであり、活用を進めるうえで様々な課題があることは理解しておりますが、おもに、どのような課題や悩みがあり、どのように対応されているのか、児童・生徒、教職員のICT端末使用に関わる課題と対応についてお伺いいたします。
【答弁】「市立小中学校の使用の様子について」順次お答えします。
始めに、児童・生徒の現況について、代表的な活用事例をお答えします。
まずは、小学校の訪問時における事例を紹介します。低学年では、初めてICT端末を使う1年生に、2年生がログインの方法やカメラ機能の使い方を教え、撮影した画像にコメントを書き込む学習をしております。
3・4年の中学年では、国語で、画面上に漢字を書く際に、班ごとに書き順に従って、一人ひと筆ずつ書き加えて漢字を完成させ、漢字習得の学習をしております。
5・6年の高学年では、5年生の総合的な学習で各自がイネの様子を撮影し、成長の記録としてスライド作りをする学習等。6年生では、SDGSを取り上げ、服の再生をテーマに、端末で共有した画面へ各自が考えを書込み、学級全体で意見交換を行うワークショップ形式の授業をしております。
中学校では、英語の授業で英文スピーチを行うため、自分の発表の様子を動画撮影し、自分の発音や話すスピード、表情や身振りなどの表現を見て振り返り、主体的によりよいスピーチを創り上げています。また、数学では生徒同士が画面の情報を共有し、数式の組み立てや解答を導く考え方をお互いに説明し合うことで理解を深める授業が行われております。
次に、校内活動として、小学校では、児童会が運動会のスローガンを決めるためにアンケート機能を使って全校児童の意見を集めて、まとめる活動などに使用しております。
中学校では、文化祭の開祭式で各クラスの意気込みを表現するため、台詞やダンスなど、ICT端末を使って動画で撮影したり編集したりしてビデオを作るなどの活動に使用しています。
次に、教職員の研修についてであります。
市教育委員会では、教職員が基礎的な事項を一日かけて学ぶ導入研修を4回計画し、これまでに2回開催しておりますが、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、一部延期をしております。状況を見ながら残り2回もなるべく早い時期に行ってまいります。
また、各校では、導入研修を受けた情報教育担当教員や県教育委員会から派遣された指導主事が中心になって校内研修を行っております。
これに加えて、一部の小学校では、国の補助金を活用し、外部から講師を招く研修会を本年度中に実施を予定しております。
さらに、各校では、ICT支援員による操作研修や、授業支援も実施しております。
最後に、児童・生徒・教職員のICT端末使用に関わる学校での課題と対応でございます。
課題は主に,次の3点であります。
1点目は、小学校低学年などのタイピングを始めとする機器操作に不慣れな児童の習熟に向けた取組です。ゲーム感覚で次々とあらわれる文字にあったキーを押して、キーボード操作に慣れるアプリなどを活用して操作する機会を増やして参りたいと考えております。
2点目は、故障・不具合の対応についてです。
2学期が始まり落下事故等による故障破損事案が増加しています。ICT端末の使用に際し、故意による故障・破損を除き、通常使用時の故障などは市で対応しております。故障等が発生した際、速やかに対応できる体制として、保守管理及びソフトウェアを提供している業者が共同で、対応窓口を8月までに設置完了し、対応がスムーズになっております。
最後に、3点目は情報教育に関する指導計画の作成です。学事職員会の情報教育委員会では、ICT端末導入を契機に、佐久市としての小学校1年から中学校3年までの9年間を通したカリキュラム「各学年において身に付ける基本的なスキルや知識等に関わる指導計画」を作成したいとの意見が出されておりますので、市教育委員会では情報教育委員会と連携して作成してまいります。
●ご答弁いただきました。
ICT教育の導入には多くの検討事項や課題があり、最初はどうしても各校への負担が生じてしまいます。ですが、ICTの教育の実現によって、子どもたちと教職員、それぞれにとって得られるものがあるのも事実であります。
子どもたちへの効果としては・ICTスキルの習得・学習意欲の向上・目標達成力の向上などがあげられ、教職員が得られるものとしては・教職員間のコミュニケーション向上や・教職員作成の説明資料がわかりやすくなること、そして ・きめ細かな指導の実現などがあげられます。
ICT端末による学習では、自分の成果がデータとして蓄積されるので、学習進捗がより客観的に把握できます。これによって、児童・生徒が、自分自身で苦手な分野を意識的に克服することや、得意な分野でより発展的な学習をすることが可能になります。今後も是非、ICT端末の有効活用に不断のご努力をお願いいたします。
(3)「誰一人取り残すことない教育」への対応についてお伺いいたします。
GIGAスクール構想とは、児童・生徒に対して一人一台端末の貸与と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、子供たち一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する構想で有ります。
個別最適化された学びについては、これまでも、日々の授業などにおいて実践されてきていると思いますが、現在はICT端末が一人一台配備されていることから、特別支援教育等における、特別な配慮を要する子供たちの学習環境で、ICT端末をどのように活用していこうと考えているのか、お伺いをいたします。
【答弁】「誰一人取り残すことのない教育への対応について」お答えいたします。
ご案内の通り、文部科学省のGIGAスクール構想で整備されるICT端末等は、すべての児童生徒にとって「個別最適化された学び」の実現に向け、大変有効なツールであります。
佐久市では、個別に支援が必要である特別支援教育等において、ICT端末がより効果的に活用されるよう努めてまいります。
具体的には、発達障がい等により、通常の教科書に使用されている文字や図形を読み取ることが苦手な児童生徒にとって、文書を音声で伝え、読んでいる場所がはっきりわかるよう色を変える等、読むことの負担を減らし、文書の意味を理解しやすくするためにデジタル化された「マルチメディアデイジー教科書」が、配布されたすべてのICT端末で使用できるよう整えました。
また、学校や教室に入れない児童生徒においても、ICT端末を利用したオンライン授業の取組み等も進めてまいりたいと考えております。
さらに、喫緊の課題として、「新型コロナウィルス感染症」等に関連して登校できない児童生徒への対応があります。
このような児童生徒には、ICT端末の持ち帰りを行い、登校できない期間中、担任が児童生徒の健康確認、学習支援として授業の配信や学習指導、及びAIドリルソフトによる個別学習などにより学習環境を
保障し、個々の状況に寄り添った対応ができるよう努めてまいります。
これらは、今年度から取り組み始めたものであり、様々な課題に対処しながらノウハウを蓄積している段階であります。こうした実践を重ねながら、誰一人取り残さない個別最適な学びの保障を念頭におきながら、個性豊かな子どもたちの学習や学校生活への支援を図ってまいります。
●ご答弁いただきました。
教育的ニーズに応じた指導の充実を図っていくとの事だと理解いたしました。
障害のある児童・生徒に対しては、個々の障害の特性等に応じ、音声読み上げ機能や、ルビ振り等の機能を持つデジタル教材を活用するなど、個別の教育支援計画、個別の指導計画に基づく指導を充実していくことが重要であると考えます。
また、不登校・病気療養中の児童・生徒に対しては、ICT ・遠隔技術の活用による自宅や病室等と繋いだ学習を充実していくことが必要であります。
「新しい生活様式」を踏まえつつ、特別な支援が必要な子供を含め、誰一人取り残すことなく全ての子供たちの可能性を引き出すICT端末の活用を図っていただきたいと思います。
(4)ICT端末を使用したオンライン授業の現況についてお伺いいたします。
今後、様々な感染症や大規模災害等が発生した折には、学校の臨時休業が想定されます。その際、オンライン授業が速やかに実施できるよう、段階的に準備を進める必要があると考えます。特に、休業の際の家庭の持ち帰り学習に向けた事前演習を行っておくことが不可欠であると考えますが、市における現況をお伺いいたします。
【答弁】「ICT端末を使用したオンライン授業の現況について」お答えいたします。
現在のところ、佐久市立小中学校では、各家庭一斉にICT端末を持ち帰ってのオンライン授業は実施しておりませんが、今後、新型コロナウィルス感染症の拡大の状況により臨時休校となった場合等には、ICT端末の持ち帰りを実施する必要があると考えております。
そのため市教育委員会では、オンラインによる授業の実施に備え、機器の点検準備や教職員のスキルアップ研修などを、先月、各校に、文書で依頼しております。
そして、既に小学校と中学校各1校で、持ち帰りの試行を実施しております。
この試行の目的は、各家庭の通信環境及び機器の適合状況、さらに学習支援アプリの動作の確認であります。
具体的な試行の状況について、申し上げます。
まず野沢中学校において、9月1日と2日に、3年生を対象に持ち帰りを実施し、9項目のテストを行いました。具体的には、各家庭における自宅のインターネット通信環境への接続、生徒自身のアカウント及びパスワードによるICT端末へのログイン、AIドリルソフトによる学習、ICT端末を介した担任との連絡等であります。
次に佐久平浅間小学校において、9月7日から9日にかけて、接続テストとメッセージの送信テストのため、持ち帰りを行いました。対象学年は、7日は6年生、8日は5・6年生、9日は3年生から6年生として、対象学年を順次拡大しながら実施しました。
両校で実施した結果、ほとんどの家庭でインターネット通信環境に接続でき、ICT端末が使用可能であったという報告を受けております。
このことから、試行を他の22校にも順次拡大し、実施してまいります。
持ち帰り学習に関わる課題でありますが、まず情報モラル教育について申し上げます。
ICT端末の持ち帰りは、子どもだけでデジタル機器に触れる時間が多くなることから、心身と健康の影響も心配されます。家庭に持ち帰る際には、適切な使用のため、保護者の皆様にもご協力をいただき、使用上の決まりを守ること等について、一層のモラル教育が必要と考えております。
次に、インターネット接続環境について申し上げます。
市教育委員会で、7月から8月にかけ実施・集計しました各家庭の調査の結果によると、無線LAN環境が整備されている家庭は約95%、環境が整っていない家庭は約5%となっており、これをもとに、市立小中学校の児童生徒数から推計しますと、約380名の児童生徒の家庭に無線LAN環境が無いと推定されます。
但し、本調査の回答率が83.7%であることから、より正確な状況を把握するため、持ち帰りの試行を順次各校で進めた際に、各家庭の接続環境の詳細な状況把握を行ってまいります。
なお、インターネット通信環境が無いご家庭へは、学校が一斉休校になった場合には、市で用意した通信機器の貸与を予定しております。
貸与するために市教育委員会が用意する台数については、最大規模である佐久平浅間小学校を基準とし、同校が先週実施した、持ち帰り試行の結果からシミュレーションを行い、必要と見込まれる60台程度(※9日に3年生以上の持ち帰り試験が終わることから、現時点ではその結果をもって最終の台数を判断します。)を今月中に準備したいと考えております。
●ご答弁いただきました。
先週、中込小学校に通う、うちの娘もICT端末を持ち帰っておりましたので、持ち帰りの施行が実行されていることを私も実感している所で御座いますが、今後、持ち帰りの施行を順次拡大していくとの事ですので、しっかりと進めて頂きたいと思います。
また、「インターネット通信環境が無いご家庭へは、学校が一斉休校になった場合には、市で用意した通信機器を60台程度、貸与を予定している」とのことで、一人の児童・生徒も取りこぼすことのない対応でありますが、今の時代、一人一台スマートフォンを所有している現状や、公平性の観点からも、貸与を恒常的にするのではなく、各家庭の責任において恒常的にインターネット通信環境が整うような方向に進めて頂ければと思います。
現在、ICT端末の活用は、緒に就いたばかりであることは十分に理解をしております。
しかし今後は、ICTの活用により、これまでの集合授業ではできなかった、いわゆる、勉強が「できる子」も、「できない子、というよりも(能力が引き出せていなかった子)」も、個個人の能力を更に引き出せる可能性があり、また障がいがある子どもも、登校できなかった、いわゆる不登校の子どもも、学びの機会が広がる可能性があります。
佐久市の教育、日本の教育、日本の未来にとって大変重要なタイミンクだと考えています。目的と手段を間違えることなく、一人ひとりの子どもたちの能力を最大限に引き出す教育を進めて頂きたいと思います。
また、オンライン授業については、授業の質の充実はもちろんのことですが、私たちの時代では、少々の熱では学校や仕事を休むなんてけしからん、という会話が普通でした。
しかし時代は変わり、毎朝検温して、平熱を上回れば、休まなければならない時代となりました。こうして休まなければならないことは、大人にも子どもにも起こることです。
さらに、近年の異常気象による災害の激甚化により、登校できないといった可能性もあります。
何かあった時の「備え」というレベルを超えて、日常的に、オンラインでの授業ができるよう実施に向けた内容の熟度を高めていただき、オンライン授業が日常的にできる準備を全速力で進めていただく事を要望いたしまして質問を終了いたします。
⬇️清水秀三郎ホームページ⬇️
https://www.shimizu-hidesaburou.com
⬇️清水秀三郎ユーチューブ⬇️
https://www.youtube.com/channel/UCeekQOhGlMmtvqwi45CBffQ
⬇️清水秀三郎佐久市議会中継⬇️
http://www.saku-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=116

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