2026/6/10
令和3年(2021年)、田中区政が開園した"農福連携農園「すぎのこ農園」"。これは、農業と福祉を連携させた新モデルとして、"23区初の取り組み"として内外から注目されています。
「農福連携」とは、農業と福祉が手を取り合い、障害のある方々が農業に従事することで、生きがいの創出や就労支援につなげる取り組みです。同時に、農業の担い手不足の解消にも貢献できる、極めて意義深い取り組みです。
田中良が「すぎのこ農園」の開園に踏み切った背景には、二つの思いがありました。
1. 「障害者の生きがいの場」をつくる
障害のある方々が、地域の中で生きがいを持って働ける場所が、まだまだ不足しています。「すぎのこ農園」は、そうした方々が自然と触れ合い、収穫の喜びを味わい、社会との接点を持てる場として企画されました。
2. 「都市農業の新しい姿」を示す
杉並区のような住宅都市でも、農業は重要な役割を果たしています。「すぎのこ農園」は、農業を福祉と連携させることで、都市農業の新しい付加価値を生み出すモデルケースとなりました。
「すぎのこ農園」では、障がい者団体だけでなく、保育園児なども参加して野菜の収穫体験などを行っています。これは、子どもたちにとっても、農業や自然、そして多様な人たちと触れ合う貴重な学びの機会となっています。
収穫物は福祉施設へも供給されており、地産地消の循環も生まれています。
「すぎのこ農園」のもう一つの特徴は、区内最古の古民家である"井口家"を移築・復原し、農の風景と文化を未来へ継承する拠点としていることです。
これにより、農園は単なる作業の場にとどまらず、地域の歴史や文化を体験できる「生きた農業博物館」のような役割も果たしているのです。
「すぎのこ農園」は、23区初の農福連携農園として、全国の自治体関係者から視察が相次ぐモデル事業となりました。
これは、田中区政が常に追求してきた「"全国のモデルとなる杉並"」というビジョンを、具体的に体現したものでもあります。
「すぎのこ農園」のほかにも、田中区政は数多くの農業振興施策を打ってきました。
- 防災兼用井戸の整備(在任中に22カ所)
- 認定農業者制度の創設(平成28年度、現在25名の認定)
- 体験農園・農業公園の整備(井草・今川)
- 成田西ふれあい農業園を区民参加型で運営
これらの積み重ねが、杉並区の都市農業を支える土台となっています。
田中良は語ります。
「これからも農家の皆さんと共に、農地の保全と生産活動の活性化に取り組み、杉並区の都市農業を未来へ引き継いでいきたい」と。
農地は、一度失われると元には戻りません。今、この農地を守り、活かしていくこと──それは、未来の世代に残す、かけがえのない財産なのです。
「すぎのこ農園」は、そんな田中良の農業への深い思いを、具体的な形にした象徴的な施設として、これからも杉並の未来を支え続けていきます。

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タナカ リョウ/65歳/男
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