さとう しゅういち ブログ
やはりイスラエル版・濱口雄幸首相暗殺事件だった『ラビン暗殺』
2023/11/15
やはりイスラエル版・濱口雄幸首相暗殺事件だった『ラビン暗殺』
1995年11月4日、イスラエルでラビン首相が極右の青年の凶弾に斃れた。今にして思えば、これは戦前日本における濱口雄幸総理狙撃(1930年発生、翌年死去)に相当する事件だった。
ラビン首相労働党出身で、1993年のオスロ合意で、イスラエルとパレスチナ二国並立の和平案に合意していた。
濱口雄幸総理は、ロンドン海軍軍縮条約を締結したが『統帥権干犯』と野党・立憲政友会の鳩山一郎らにつるし上げられている最中に東京駅で極右の佐郷屋留雄青年に狙撃された。
その後、2000年には極右のシャロン元首相が聖地訪問を強行。イスラエル・パレスチナ双方の対立が激化し、パレスチナでは、地域社会に根差した福祉・医療に熱心に取り組んだハマスがバカ受けして2006総選挙で圧勝した。
その後、ガザを天井のある監獄化。ネタニヤフ被告人が権威主義、独裁的な政治を内には強めつつ、外にはガザへの侵攻を繰り返した。満州事変~上海事変~日中戦争開戦直前のようなありさまが続いてきた。
そうした中で起きたのがハマスによる10.7である。
ちょうど、日中戦争初期の1937年7月29日に中華民国の地方軍が通州で日本人民間人を拉致・殺害したいわゆる通州事件に相当する事件だ。
これはもちろん、国際人法違反だが、そもそも、なぜ、そんなところに日本人がいたのか?それはもちろん、大日本帝国が中国を侵略していたからだ。
その後、大日本帝国は友好国のナチス・ドイツによるトラウトマン和平工作も拒否して、泥沼の戦争が続いていく。
現代のイスラエルのネタニヤフも、当時の大日本帝国の近衛文麿のように、停戦を拒否している。だが、たとえ、ガザをイスラエルが完全に占領したとしても、抵抗のテロが起きるだろう。それを『ハマスだ!』と決めつけてネタニヤフが弾圧する。そのスパ
イラルになるだけなのは目に見えている。
大日本帝国とイスラエルの共通点は政党政治が独裁政治に変わってきていること。
違いは、現時点ではアメリカがイスラエルの肩を持っている点だ。だが、アメリカというのは平気で梯子を外す国であることも忘れてはいけない。例えばイラクのクウェート侵攻なども、実はサダム・フセインに当時の米大使がゴーサインとも受け取る反応を示したとも伝えられる。しかし、実際にサダムがクウェートに侵攻するとアメリカは1991年の湾岸戦争と2003年のイラク戦争の二度の戦争でフルボッコでイラクをやっつけたのはご承知のとおりである。
現時点でアメリカがそこまでをイスラエルにするとは思えないが、支援するふりをして、イスラエルが沈んでいくのを放置、というのは十分考えられる。ウクライナがこのパターンになりつつある。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男