2022/2/24
(前記事からの続き)
2/17予算委員会分科会質疑のご報告です。青山は第四分科会(文科分野)で、6つのテーマを取り上げました。
4つめは、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの制度充実と周知について、政府へ要望しました。
いじめ等で苦しい思いをされている児童を支援するため、
学校・家庭の他に、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーという専門家の役割が、ますます重要になってきています。
しかし今は週1回4時間、今年度予算で拡充しても週2~3回が上限で、児童に寄り添い、ベストの解決をめざすには時間があまりにも足りません。
常駐するスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーが将来的には必要ではないか。
また、一般に知られていないため、もっと周知して活用していくことを提言しました。
政府も問題意識は同じであり、制度拡充・周知に努めるとのことでした。
5つめは、GIGAスクール実施にあたり児童の心身への配慮の対応状況です。
昨年も、質問主意書で政府へ問いました。
読み書きを手で覚えたり、脳が発達していく時期に、
画面を目で追うだけの時間が長くなることで、後々、児童の心身に与える影響が懸念されます。
積極的に運動を取り入れるなどが必要ではと問いましたが、
視力低下ばかりを懸念する政府の回答は、昨年とあまり変わりませんでした。
注意点のパンフレット作成など、周知に努めているとのことです。
6つめは、教員向けのLGBTQへの理解促進の対応状況です。
学校現場の先生に理解促進することが、学校でのいじめや差別を防ぐためにも、必要です。
政府へ対応状況を確認すると、教員研修でも趣旨の徹底をはかり、パンフレット配布や研修で理解促進を努めている。
現在では約6割において、初任者研修で取り上げているとのこと。引き続き周知徹底をはかるとのことでした。
(記事連投おわり)
写真左は末松文科相。右の発言席では、文科相の答弁を聞き次の質問に備える青山。
2/17の予算委員会第四分科会での青山質疑の内容
1 5才~11才への小児 #コロナワクチン接種 に関し、
学校内での同調圧力の発生や未接種者への差別を防止するための対策等
2 #高校無償化 について現状と今後
3 学校教員業務支援員について現状と今後、小学校の授業コマ数について等
4 #スクールカウンセラー 及び #スクールソーシャルワーカー について現状と今後
5 #GIGAスクール 実施にあたり児童の心身への配慮の対応状況
6 教員向けの #LGBTQ への理解促進について現状と今後
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53607&media_type=
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