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若い世代への平和の普及啓発を!【札幌市議会決算特別委員会・質問】

2021/10/20

10月20日(水)、第一部決算特別委員会が開催され、私から質問致しました。平和訪問団派遣事業において、新型コロナウィルス感染症の影響で児童生徒の被爆地や激戦地への派遣が今年度は叶わなかったので、次年度に派遣できるよう要望致しました。

また、2022年に控える「札幌市平和都市宣言30周年」に向けて、今後の事業展開の狙いは「若い世代への平和の普及啓発」との答弁がありました。私自身、戦争体験や被爆体験をテーマとした舞台公演を見てきたので、若い世代の特性を指摘し、SNSでの拡散を意識した事業構築の検討が必要だと求めました。なお、質問内容は以下の通りです。

#札幌市議会
#決算特別委員会
#質問

#札幌市平和都市宣言普及啓発事業
#被爆体験語り部派遣事業
#札幌市平和都市宣言30周年(2022年)

#田島央一 議員(北区)
1、札幌市平和都市宣言普及啓発事業について
(1)札幌市平和訪問団派遣事業について
(2)被爆体験語り部派遣事業について
(3)札幌市平和都市宣言30周年に向けて

【質問①】私からは、札幌市平和都市宣言普及啓発事業について3点程、お伺いします。昨年度からの新型コロナウィルス感染症の影響により、平和事業にも例外なく変化があったのではないかと思います。

その中でも、平和へのメッセージ募集事業において、児童生徒を対象に平和をテーマにした詩や絵を用いた作品を募集し、更には受賞した児童生徒に対して、札幌市平和訪問団派遣事業で広島・長崎・沖縄といった被爆地や激戦地へ派遣を行う事業を展開していたと承知しております。

平和訪問団は昨年に引続き、今年度も中止ということで本来派遣の対象であった子どもたちは、非常に残念に感じているのではないかと思います。私としては、来年度以降、平和訪問団派遣事業を再開して欲しいと、強く思っております。

そこでお伺いしますが、令和元年度までの平和訪問団の派遣先では、具体的にどのような取組みを行っていたのか、その意義も含め、札幌市の所見をお伺いします。

【答弁①】平和訪問団の派遣先は、被爆地や戦争激戦地である広島県・長崎県・沖縄県のいずれかとしており、主に当時の戦争に関する展示施設や資料館などを視察している。中でも、長崎県では、現地の子ども達と交流するフィールドワークに参加しており、広島県及び長崎県では、「平和祈念式典」への参列も行っているところ。

本市として、子ども達が被爆地や戦争激戦地を訪れ、戦争の悲惨さを実際に肌で感じ、平和について改めて考えていただくことに意義を感じており、新型コロナウィルス感染症の感染状況にもよるが、来年度以降、派遣を再開したいと考えている。


【要望①】現地で実際に様々な体験を行い、肌で感じるといったことについては、私も非常に意義があることだと思っております。今年度派遣の叶わなかった子ども達についても、翌年度に派遣できるよう要望致します。

【質問②】次に被爆体験語り部派遣事業についてお伺いします。市民や子ども達への次世代継承についてですが、第二次世界大戦後76年が経過し、戦争体験や被爆体験といった当時の状況をどのように語り継いでいくかは、今後の大きな課題であると認識しております。札幌市においては、被爆体験語り部派遣事業があり、被爆体験の次世代への継承を目的として、各学校への派遣を実施していると承知しております。

そこでお伺いしますが、被爆体験語り部派遣事業でのこれまでの派遣実績はどのような状況なのか、お伺いします。併せて、語り部の高齢化に伴う減少もあり、今後の事業のあり方を含め、札幌市の所見をお伺いします。


【答弁②】被爆体験語り部派遣事業は、市内小・中・高等学校へ、被爆を経験した方を派遣し、その体験を語っていただくものであり、平成29年度から開始している。派遣実績としては、初年度である平成29年度は7校、平成30年度は12校、令和元年度は7校、令和2年度は12校となっており、今年度は23校の派遣を予定している。

語り部の方は高齢化に伴い、減少していることから、被爆体験の語り部に限らず、戦争を体験した方の証言等を何らかの形で後世に残すことが重要であると認識している。本市では、「札幌市平和バーチャル資料館」というホームページを開設し、その中で戦争に関する資料や、戦争体験の証言を映像で収録して掲載しており、今後も資料収集等を行い、核兵器の恐ろしさや戦争の悲惨さを後世に伝えてまいる。

【指摘②】派遣実績も相当積み上がってきたと理解しました。戦争を体験した方の証言を保存することは重要であると私も認識しております。今後もこのような取組みを継続して頂きたい。


【質問③】最後に札幌市平和都市宣言30周年についてお伺いします。札幌市においては1992年に核兵器廃絶平和都市であることを内外に宣言する「札幌市平和都市宣言」を行っており、戦争の悲惨さや平和の尊さを広く市民に普及啓発してきております。

来年3月に「札幌市平和都市宣言」を行ってから、30周年を迎え、次年度は更なる事業展開として、周年事業を行うと承知しております。そこでお伺いしますが、札幌市平和都市宣言30周年事業に対する考え方や、各種事業での狙いを含め、札幌市の所見をお伺いします。

【答弁③】30周年は、札幌市平和都市宣言を市民の方に知っていただく非常に重要な節目であると考えている。次世代継承の観点から、幅広い市民を対象としつつ、特に若い世代に対して平和の普及啓発を行いたいと思っており、まずは興味を持っていただけるよう、様々な工夫を凝らして展開していく予定である。

【要望③】若い世代への普及啓発が狙いであると理解致しました。私はコロナ禍ではありましたが、戦争を題材とする舞台公演などに足を運んだりしてきました。若い世代に響くのは、誰がやっているのかもポイントであるし、札幌市にご縁があるとか、様々な検討がなされるかと思います。

また、若い世代はこういった舞台公演をSNSで拡散させたりもするので、そういった波及効果も含めて、広く普及啓発がなされる点も踏まえて、若い世代へのアプローチを考えていく必要がある。こういった点を考慮し、30周年事業を検討していただくよう求め、私からの質問を終えます。

以上

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著者

田島 よういち

田島 よういち

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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比例 北海道ブロック 中道改革連合

肩書 前札幌市議会議員 / 元北海道議会議員 / 元網走市議会議員 / 元衆議院議員公設第一秘書
党派・会派 中道改革連合
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