2026/4/29
天皇皇后両陛下の御臨席の下、昭和百年記念式典が開催され、私も参列してまいりました。明るい内容のすばらしい式典でした。ところで、高市総理の式辞の中で昭和31年(1956年)7月の経済企画庁経済白書で有名な「もはや戦後ではない」という言葉が、明るさを伴う文脈中で使われていたのです。しかしこの言葉が伝えようとしたのは、「復興という追い風はもう吹かない、これからは技術革新と生産性向上という自力で成長を切り拓かねばならない、その近代化には痛みを伴う」という認識でした。その後の高度経済成長を知る由もない当時の人々に対して、明るい「卒業証書」ではなく、むしろ「ここから先が本当の正念場である」という警鐘だったのです。
実は今の日本経済も同じ状況かもしれません。価格転嫁がなんとか実現されるかどうかという瀬戸際にあり、決して楽観できる状況にはありません。高市総理には、日銀、財務省への監視を怠りなくこれからの経済のかじ取りをきちんと進めていただきたいと思います。

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