2024/11/1
評論家の西尾幹二氏が亡くなりました。直接お目にかかったことはないのですが、氏の評論に影響を受けたものとして、心からご冥福をお祈り申し上げます。
私は、日本がいわゆる『共生社会』という名目で外国人労働者や移民を安易に受け入れるべきではないと考えています。この理想主義的な構想は、実際には欧州各国での混乱を招き、多くの失敗例が積み重ねられてきた現実があります。日本が外国からの大量の移民を受け入れ、多文化共生を実現しようとする試みは、私たちの社会の一体性と安定を脅かしかねないリスクを含んでいます。
例えば、ヨーロッパの多民族社会を見れば、文化的な摩擦や治安の悪化、福祉制度への過剰な負担など、さまざまな問題が噴出しています。多文化共生というのは、宗教、社会組織などが全く異なる人々が一つの国家に同じ法と価値観のもとに調和して暮らすことを期待するものですが、現実には文化的背景の違いから社会の一体感が失われ、対立や不和が絶えません。多民族共生社会が成功した例が少なく、日本が既に失敗例が多いこの道を歩むことは危険です。
労働力不足に対処するための外国人労働者の安易な導入は、目先の経済的利益に偏った浅はかな発想です。国内の労働環境の改善、少子化対策の強化に注力すべきです。『共生』を掲げながら、移民労働力の導入という実際には新たな階層分化や社会的分断を生むような政策を推進するのは、日本が築き上げてきた一体的で安定した社会を崩しかねません。
共生社会の名のもとに文化や価値観を妥協するのではなく、日本人が安心して生活し、成長できる社会づくりを目指すべきです。共生という幻想に囚われることなく、慎重に国家の未来を見据えることが、私たち政治家の責任であると考えています。
死去の西尾幹二氏、昭和末から移民問題に警鐘鳴らす 「多文化社会、実現したためしない」 https://x.com/Sankei_news/status/1852238199000830282

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