2025/9/4
昨日の自民党両院議員総会。開会前に私が、石破総理と打合せをした動画が、SNS上で面白おかしく拡散されています。総理の尊厳にも、私の信用にも関わりますので、背景を報告致します。
総会では、党所属の国会議員であれば、誰でも挙手の上、自由に発言することができます。
日頃から言論で勝負し、時間制約が多い議会人(多くは百戦錬磨の「猛者」)が毎回200人以上集まり、誰が、どのような立場で、いかなる主張を、いつ展開するのかーーー発言内容も、挙手の順番も、発言時間も「予定調和」はなく、あらかじめのヒントもありません。
どのような意見が、会場内の大勢を占めるのか、意見対立が先鋭化したり、論点が散漫になり過ぎたり、緊急の動議が提出されたら、いかに対応すべきか…想像力をたくましくして、あらかじめ様々なシナリオを想定し、党則を読み込み、公正中立を旨とする党職員と連携を密にし、「本番」での対応力を磨くべく準備します。
内閣総理大臣が出席され、日本と自民党の未来に関わる議決権を持つ総会です。当然、緊張を強いられます。開会直前、到着されたばかりの総裁に対し、本番中に指摘されうる重大意見を想定し、議長として私・有村が整理/介入制御するケース、総理/幹事長として重い答弁が求められるケースの予測を立て、あらかじめ総理総裁に共有し、総理発言のタイミング等、希望の有無を伺っていた場面です。
総理と私の物理的な距離が近いのは、すぐ近くに多くの方々が着座された環境で、性能の良いマイクが非公式の音声を拾わないためです。
私がひるまず淡々としているのは、総理にとって「重くしんどい想定」であったとしても、これを予めお伝えした方が心の準備ができ、落ち着いて発言内容を吟味された方が、皆にとって公正だと考えているためです。
確かに厳しいシナリオをお伝えしていますが、それによって、総理は本番中に、いかに発言されるか、冷静に考え判断する時間を確保されています。(実際、会議中に悩まれ、2度慎重に確認していた私へのリクエスト内容は、会の最後に逆転しました)
展開が読めず、難易度の高い会議を円滑に進め、組織としての意思決定を、前に進めるためのファシリテーターとして、当然の務めを果たしている、という認識です。
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