2026/6/4
今日6月4日、また小学生たちが徒歩で武雄アジア大学のキャンパスへ入っていく姿が目撃された。
武雄市からの強制による「小学生の大学見学」がまたもや行われているようだ。現に学校現場からは「武雄アジア大学の見学なんて行きたくもないのに、教育委員会、校長会から話が降りてくる」との声が漏れる。
この問題は、初年度入学者37人、定員140人の大幅未充足(定員充足率26%)という現実を、小松政市長が「小学生が大学を身近に感じた」という美談に変換するために、市役所組織あげて行われている点にある。
また、同大の大学生がキッチンカーでアルバイトをした話まで、大学と地域の連携として議会で美談仕立てに語ろうとしている市議がいるという通報も寄せられた。
そこまで行くと、もう何でも武雄アジア大学の実績になる。
小学生が見学した。大学生がバイトした。地域の人と関わった。
それを並べて小松市長が言うところの「市民と大学との新しいつながりが生まれている」と言うのなら、あまりに薄い。
そして最大の問題は子どもたちをダシに使っている点だ。
小学生も大学生も「学び」が本分だ。しかし、武雄アジア大学の失敗を誤魔化すための大人の帳尻合わせに使われている。
東アジアの国際政治に詳しい有識者からは「権力者の虚栄心のために子どもたちまで動員するのは、北朝鮮と同じだ。かつての明るく、オープンで、勢いのあった武雄市はどこへ行ってしまったのか?小松市長は何がしたいのか?」との指摘が寄せられた。
なぜ学生が集まらなかったのか。なぜ19.5億円もの公費を投入したのか。誰が需要見通しを誤ったのか。責任の所在をどう明らかにするのか。
武雄アジア大学には文科省も極めて厳しい見方を示している。大学経営に詳しい有識者からは、「経営体力があるうちに早めに閉じる判断をすべき場面。文科省もそう見ているようだ」との声も出ている。
学校法人旭学園は財務状況の公表を先送りにしているが、学生が集まらなければ収入は立たない。手元資金が早晩底をつくことは、普通に考えれば目に見えている。
それでも小松市長とその取り巻きの一部市議は、小学生の校外学習や大学生のアルバイトを「地域連携」の実績として飾ろうとしている。
小松市長と市議会がやるべきことは、小学生にキャンパスを歩かせることでも、大学生のアルバイトを美談に仕立てることでもない。
武雄アジア大学と学校法人旭学園の財務を公表し、説明すること、そして、閉校に向けて責任を取ることだ。

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