2025/10/6


愛知県碧南市が、令和7年9月24日付で「財政非常事態宣言」をしたとのこと。
それだけ、財政状況が厳しいのだと思いますが、同じく財政状況が急激に悪化している神栖市にとっては、他人事ではありません。
数字を令和5年度決算で比較すると、碧南市の一般会計予算の規模は350億円ほどであり、神栖市よりは若干少ないですが、ほぼ同規模と言えます。
碧南市の財政力指数は1.24で、1.33の神栖市と同じく不交付団体となります。
経常収支比率は、碧南市が97.5%で、神栖市が94.1%となっていますが、今後の見通しで神栖市は、碧南市以上に悪化することが確実な状況です。
借入金残高は、碧南市の84億円に対し、神栖市は331億円と大きく上回っています。
実質公債費比率は、碧南市の3.1%に対し、神栖市は4.2%と若干上回っています。
将来負担比率は、碧南市の2.8%に対し、神栖市は27.8%と大きく上回っています。
市の貯金である財政調整基金残高については、碧南市の約59億円に対し、神栖市は約54億円であり、ほぼ同規模となっています。
これまで神栖市は、経常収支比率の悪化は認めながらも、「借入金は少ないので、財政は健全」という趣旨の説明をしてきました。
しかしながら、神栖市よりも大幅に借入金が少ない碧南市が、財政悪化を認めて「財政非常事態宣言」をしたのですから、これまでの神栖市の説明は極めて危ういものとなります。
神栖市は、一日も早く財政悪化を認め、財政状況を改善させる取り組みを始めないと、本当に取り返しのつかないことになります。
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ホーム>政党・政治家>いとう 大 (イトウ ヒロシ)>神栖市も他人事ではない ― 不交付団体の愛知県碧南市が財政非常事態宣言