2021/9/15
テーマ1:高知競馬の利益配分金
Q.高知県競馬組合からの利益配分金を畜産振興に活用すべきではないか。
A.質問議員さんの競馬組合議会での発言が、高知県・高知競馬組合との利益配分金(5年間で14.5億円)協議の後押しとなっており感謝申し上げる。この利益配分金は一般財源となることから、その一部をご提言の食肉センター整備事業など畜産振興分野に活用することも含め検討していく。
テーマ2:食肉衛生検査所の整備事業
Q.新食肉センター整備費が変動した際の対応はどのように行われているのか。
A.新食肉センターにおける「と畜部分」、「と畜以外部分」、「食肉衛生検査所部分」のそれぞれの費用負担等の按分調整は、協定書に基づき高知県(農業振興部畜産振興課)が主体となって行っている。
Q.食肉衛生検査所部分の工事費が当初計画から88%アップとなった経緯の説明を求めるとともに、公部分の増額工事費のほとんどを食肉衛生検査所がかぶっているのではないか、との疑問にもお答えいただきたい。
A.本年2月5日の業務委託契約は、本体工事の工程見直しや新型コロナの影響で実施設計が大幅に遅れたため、やむなく基本設計に基づくものとなった。その後に終了した実施設計よる食肉衛生検査所分の増額要因は以下の三点。まず、基本設計以降の資材物価や労務費の上昇を反映したことに加え、基礎部分や杭等を補強するなどの工法の変更で約2千万円増。2点目に、当初は別工事としていた空調設備工事費を追加したことで1900万円増。3点目は、建物内での衛生検査所の位置を確定したことによる検査室の仕様変更と面積が増加したことによって600万円余りが増となった。それでもなお、食肉衛生検査所を合築せずに単独整備する場合の試算額を下回っている。
Q.新たな食肉衛生検査所の稼働予測は?
A.主な業務は食肉センターでの牛と馬の「と畜検査」と食鳥処理場へ出張しての「食鳥検査」となり、獣医師等13名でローテーションしながら従事する。年間事業費は現施設参考で人件費込み8000万円余り、検査料収入は役900万円となっている。「と畜」は火曜日と金曜日の週二日に集約するとお聞きしている。なお、令和2年度実績は牛2089頭、馬125頭であった。
参考:平日1日あたりのと畜検査頭数=9.5頭
(2089+125)頭/5日×52週=9.5頭/日
答弁へのコメント>施設整備に約1億円、検査機器購入費も同額に近い金額を投資した上で、職員13名を貼り付けなければならないのに、このような稼働率でよいのか甚だ疑問である。
テーマ3:令和2年度決算を教訓とした今後の取組み
Q.南海トラフ地震対策で「災害関連死ゼロ」への取組みは?
A.避難所へのトイレ整備が課題と考えており、指定避難所39施設へのマンホールトイレ整備を今年度から5年計画で進めている。また、今年度中に県庁所在地では初となるトイレトレーラーを配備するため、「ふるさと納税型クラウドファンディング」を10月1日から募集する。配備後は、トイレトレーラーを所有する自治体間で相互支援するネットワーク組織に参加することで、大規模災害発災時におけるトイレ供給の強化を図り、災害関連死ゼロを目指す。
Q.地方創生によって人口減少抑制効果は表れているのか?
A.第2期まち・ひと・しごと総合戦略の初年度にあたる令和2年の人口動態は、自然減1642人、社会減790人の合計2432人が減少する厳しい状況にあることに加え、長期化するコロナ禍で今後更に出生数が減少するものと懸念している。少子化に伴う人口減少を抑制するため、コロナ禍で苦境にある事業者支援に最優先で取組むなど地域経済対策を推進することで若い世代の雇用確保と所得向上を図りつつ、妊娠・子育て支援など福祉の充実に取組んでいく。これによって真に力強い地方創生を成し遂げたい。
テーマ4:農作物の鳥獣被害対策
Q.有害鳥獣の捕獲報奨金を見直すべきではないか。
A.狩猟者の皆様から「報奨金が捕獲活動経費に見合っていない」との声も届いており、県内市町村の制度内容も踏まえて、報奨金の見直し(値上げ)について令和4年度当初予算査定において議論していく。
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