2023/9/11

倉敷市内の小中学生の不登校人数は増加傾向で、公表されている最新のデータでは、2021年度は小学生が263人、出現率0.99%、中学生が437人、出現率3.38%、合計で700人、出現率1.77%です。人数、出現率ともに増加傾向で、過去最多です。
しかし、不登校児童生徒が通う倉敷ふれあい教室(適応指導教室)は、市内に倉敷教室、水島教室、児島教室、玉島教室、真備教室の5か所に設置されていますが、その定員は2015年度の95人から2016年度の96人に1人増えたものの、それ以降は96人のままです。
(ここまでのデータは倉敷市立中央図書館のリファレンスサービスを利用した得たものです。お世話になりました)
「ふれあい教室に入りたいと申し込んだけれど、定員いっぱいで入れないと断られた」という相談をいただくこともあります。
最近は、各学校内に不登校の児童生徒の居場所として「別室登校」というスペースも確保されるようになりましたが、県教育委員会の研究指定を受けている5校以外は、担任教員が配置されていません。
不登校児童生徒の増加は全国的な傾向です。
2016年に制定された「教育機会確保法」で、不登校は問題行動ではないとされました。
文部科学省は、空き教室を活用して学校内で不登校の児童生徒をサポートする「校内教育支援センター」を拡充するため、新たに設置する自治体に必要経費を補助することを決め、来年度予算案の概算要求に5億円を計上するそうです。
また、鎌倉市やつくば市では、フリースクールなどを利用する際の補助金制度を開始しました。
不登校は問題行動ではなく、学校に行けない、行かない子どもたちも教育を受ける機会を確保することが地方自治体には求められます。
不登校児童生徒が過去最多にまで増えているわけですから、ふれあい教室の定員を増やしたり、別室登校の教室に担当教員を配置したり、民間フリースクールを利用する家庭への助成を行い、不登校の子どもたちの選択肢を増やすべきだと思います。
不登校の子どもたちや、その保護者が、自分たちを責めることなく、「不登校でも大丈夫!」っていう想いを持てるようになること、その想いが広がることを願い、対策の充実を求めていきたいと思います。
https://www.sanyonews.jp/article/1443037
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/seisyo/freeschool.html
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