2026/8/2
府中市議会議員 西村りくです。
7月29日から31日にかけて、府中市議会 厚生委員会の行政視察として八王子市〜塩尻市(長野県)〜浜松市(静岡県)を訪れ、いずれもこれまで議員として会派として取り組んできたテーマや今後市が計画しているものに近いと考えられるテーマについて先進事例を学んできました。
行政視察は、公式の資料やネットなどからでは得られない、当事者からの生の声やインサイドストーリーを聞いたり、現地で体感した熱量などを感じることができ、そこから自分なりの思索を通じてその後の質問・提案につなげていけます。(そうならないテーマもあったりはします)
そういう意味でもとても有意義な視察となりました。
また今回たまたまですが、府中に来る前まで住んでいた懐かしい塩尻市を訪問。先輩であり、視察テーマである「えんぱーく」開設に心血を注ぎ推進して来られた中村努市議と、妻もかつて大変お世話になった小松かつこ市議も視察に加わっていただいて、再会の喜びもありました。
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【視察レポート概要】
①八王子市→介護予防事業から始まった既存の民間サービスの活用とDXによる持続可能な社会モデルづくりとしてのポイント制度「てくポ」。私も会派としても長年提案してきた健康ポイントやボランティアポイントを地域通貨に還元できるしくみですが、全世代を対象とした事業だと非常に難しいものがあります。八王子市では60歳以上のプレ高齢者を対象に介護予防という切り口から、自分の健康維持と、人や地域のためのボランティアやイベント参加にポイントを付与する制度なので、高齢者施策として取り組みを開始できた好事例でした。
②塩尻市→市民交流センター「えんぱーく」は新しい市立図書館の計画から始まり22年に開館し、今年16年を迎える複合施設です。府中市のルミエールとプラッツを合わせたイメージに近いですが、図書館を中心とした「知恵の交流を通じた人づくりの場」をコンセプトに、市民活動支援、子育て支援・青少年交流、シニア活動支援、ビジネス支援を展開し、全世代に幅広く利用されていますが、10代の利用者も多く、若者の居場所〜学習スペースとして居心地の良い施設でもあります。開館当初から図書館の人材確保にも注力され、非常にレベルの高い運営がされています。(今回図書館は深く聞いていませんが) 自動運転の研究事業など先進的な取り組みもこのえんぱーくから生まれているとのことです。
③浜松市→シャープ(株)と共同開発したサニタリープロダクト(生理用品)ディスペンサー「todokuto」は、浜松市が若い女性の市外流出が多いという市政課題から、女性が安心して活躍できる環境づくりをめざしたプロジェクトの中の事業の一つです。シャープの取り組みに着目して市からアプローチし、共同での実証実験を経て製品開発に繋げました。ヤマハやスズキといった企業城下町としての風土もあるのでしょうか、プロジェクトの進め方もとてもロジカルでわかりやすかったです。私が注目したのは、担当課が「UD・男女共同参画課」とUD(ユニバーサルデザイン)が部署名に入っていて、聞くと全国初のUD条例を制定した自治体ということでした。UDに対する意識の高さが部署名に反映されています。
令和8年8月2日
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