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【特別鼎談】スポーツの力で杉並をアップデート!誰もが、いつでも、どこでもスポーツにアクセスできる街へ

2026/6/9

こんにちは、大和田伸です。 今回は「アップデート杉並」のスペシャル企画として、素晴らしいお二人をお迎えした特別鼎談の様子をお届けします!

【ゲストプロフィール】

朝日 健太郎 氏:ビーチバレーのオリンピアンであり、現在は参議院議員として活躍。杉並区浜田山在住。

浦田 聖子 氏:元プロビーチバレーボールのトップアスリート。現在は永福体育館ビーチバレーコートのアンバサダー。

街のなかに突如現れたスポーツ拠点!元パチンコ店がバッティングセンターに?

大和田:本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます!さっそくですが、今回鼎談を行っているこの施設、一歩入ると「カキン、カキン」とバッティングセンターの音が響いていますよね。実はここ、もともとは何だったかご存知ですか?

朝日:初めて来ましたけど、開放感があって良い施設ですね。何だったんですか?

大和田:実はここ、もともとパチンコ屋さんだったんです。「スポーツの力で街づくりをしたい、そのためには拠点が不可欠だ」という志を持った民間の方が、この形に生まれ変わらせました。いま、街中からスポーツを楽しめる場所がどんどん減っていますが、これは杉並区、ひいては東京都全体の大きな課題だと感じています。

朝日:確かに地価が高い都市部では、スポーツ施設を維持・新設するのと、他の用途との調整が非常に難しいですよね。まちづくりの観点でも、非常に重要なポイントです。

浦田:外から見るとまさか中にこれだけのスポーツ施設があるとは思わないですよね(笑)。でも、こういう室内施設だと、スポーツを始めるのに少し気が引ける方でも、周りの目を気にせずカジュアルに、サクッと入り込めるのが凄く魅力的だと思います。

住宅街に世界基準の砂!?永福町ビーチコートは高校生たちの「聖地」

大和田:私は区議会議員を15年務める中で「杉並はスポーツの力を街に取り込みきれていない」と強く感じていました。数年前の東京オリンピック・パラリンピックの際、住宅街である杉並で何か関われる仕掛けはないかと知恵を絞り、永福体育館の隣の空きスペースを活用して作ったのが、現在の「ビーチバレーコート」です。当初は「住宅街に砂を敷き詰めて、風で飛んだりしないか」という懸念の声もありましたが、実際はいかがですか?

朝日:あそこは間違いなく世界基準の素晴らしいコートですよ!スペースもゆったりしていますし、何より「砂の質」が素晴らしい。トップアスリートがプレーしても絶賛するレベルです。粉塵が出ないように事前に加工された砂なので、周辺の住宅への影響もまずありません。住宅街の中にとても上手く調和していますね。

大和田:開設時は「本当にみんな使ってくれるかな」という心配もありましたが、今や常に誰かが使っている状態です。

浦田:本当にそうなんです!先週も東京都の高校生たちの国体予選が行われたのですが、最初は少なかった参加チームが、今や60チームほど集まるまでになりました。若いプレイヤーがどんどん増えています。

朝日:杉並区代表が決まる場所、つまり東京都内のビーチバレーをやる高校生たちの「聖地」が、まさにあの永福町なんですよね。

トップアスリートのエネルギーを地域へ!「総合型スポーツクラブ」とデジタルの融合

大和田:スポーツの力で区民の皆様の暮らしを豊かにするために、私は本物のトップアスリートやチームをどんどん杉並区に招聘したいと考えています。自治体として、どのような環境を整えればアスリートの皆さんが関わりやすくなりますか?

浦田:私自身もそうですが、引退して子育てをしている女子アスリートは、みんなエネルギーが有り余っています(笑)。教えることも好きですし、子どもを連れて行った先で子ども同士のコミュニティも生まれます。サッカー協会やJOC(日本オリンピック委員会)がやっている「ゆめ先生(ゆめ教室)」のような、学校へ講師を派遣する仕組みが年間を通して整っていると、凄く関わりやすいですね。

朝日:浦田さんのお話を聞いて思ったのですが、杉並区が主体となって「スポーツクラブ」のような一つの受け皿(ネットワーク)を作り、そこに様々な競技のアンバサダーの方々に協力してもらう体験会などの催しを主催していくのは、面としての広がりを考えても有効ではないでしょうか。

大和田:実は杉並区の「下高井戸向陽中学校」を拠点とする総合型スポーツクラブは、全国の総合型スポーツクラブの先駆け、走りなんです。ただ、そこからの「広がり」という面で課題を抱えています。

朝日:今はファンやユーザーとデジタル(アプリなど)で繋がれる時代です。運営を地域の方々に丸投げするのではなく、資金面や人材面の限界を行政がデジタルの導入も含めてしっかり寄り添い、サポートしていくことで、もっと面白い展開ができると思います。

全国ワースト1位からの脱却。学童待機児童問題と「部活動の地域移行」

大和田:学校や子どもの居場所という点では、杉並区は今、非常に深刻な課題を抱えています。特に小学校低学年の放課後の居場所である「学童クラブ」の待機児童数が500人を超えており、全国ワースト1位と言われています。これは行政の責任として一刻も早く解消せねばなりません。そのためにも、今日のような地域の民間スポーツ資源を上手く活用・移管していく取り組みを積極的に行っていきたいです。また、中学校の部活動でも、野球部なのに9人集まらず単独校での運営が難しいという現状があります。

朝日:近隣の複数校が一つになって活動する「拠点校方式(地域部活)」ですね。国としてもいま「部活動の地域展開」の政策が走り始めており、これからの3年間が本格的な移行期間になります。杉並区は移動もしやすいので、ぜひ「都市型の部活動地域展開モデル」として手を挙げて、先進事例を作ってほしいです。

浦田:現場の指導者(コーチ)の目線から言うと、課題はやはり生活面(報酬)ですね。学校の指導は1日2〜3時間なので、それ単体で生計を立てるのは厳しい。他の仕事とかけ持ちしやすい仕組みや、企業側にもメリットがあるような仕組みづくりなど、単なるボランティア精神に頼らない「支え合いの仕組み」が不可欠だと感じます。

未来の杉並へ:悲願の「総合アリーナ」構想とメッセージ

大和田:ありがとうございます。本当に解決すべき仕組みづくりの課題が見えてきましたね。それでは最後に、杉並区の皆様へメッセージをお願いします。

朝日:私は杉並区民の一人として、2人の子どもを育てています。杉並は本当に住みやすい街。だからこそ、子どもたちにはもっと色々なスポーツを体験してほしいです。大和田さんは熱いスポーツマンですから、ぜひこの分野でも杉並を引っ張っていってほしいと期待しています!

浦田:来月、永福体育館で4人制のビーチバレー大会が開催されます!杉並区在住・在勤の方が1名でも入っていればエントリーできますので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。もしかしたら朝日さんも来てくれるかもしれません(笑)。

大和田:お二人とも、素晴らしいメッセージをありがとうございました! 実は、隣の練馬区、中野区、世田谷区、武蔵野市にあって、杉並区にだけ無いものがあります。それが「観客席のある総合体育館(アリーナ)」です。いずれは杉並にも皆様がワクワクするような夢のアリーナを実現したい。そのためにも、スポーツの力を街に取り込み、子どもたちが本物に触れられる、日本一子育てがしやすく、あなたに寄り添う杉並区へとアップデートしていきます!

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大和田 伸

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肩書 第80代杉並区議会議長
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