2025/5/4
【はたして食えるか❓7年前の戦闘糧食】
自衛隊には「戦闘糧食」または「携行食」といわれるレトルト食品があります。
私が自衛隊生徒時代はODカラーの缶詰で、通称「缶飯」と呼ばれていました。これは野営訓練だけでなく、土日に外出して部隊で食事を摂らない際に支給されることもありました。
缶飯の難点は重いことですが、なかなか美味でした。牛肉煮付け、サバの味噌煮、五目飯等が人気でした。たくあんの缶詰もありました。
さて、今から7年位前に自衛隊広報行事で「体験喫食」として戦闘糧食を頂きました。ずっと食べないで放置してありましたが、今朝、朝食用にチャレンジしてみました。
恐る恐る開けたパッケージには、消費期限2019とあります。炒飯、白飯、肉団子です。野営訓練の際は、全て湯煎して食べましたので、当時を偲び、湯煎して、さあ!
肉団子は、なんとなくヤバイ感じでやめましたが、炒飯は完食いたしました。
缶飯は、いまやビニール袋に変わりましたが色は相変わらずODです。これは、作戦中に袋がひかり、敵に探知される事を防ぐ為です。
一時期、この商品をヤフオクやメルカリに出品する例が散見されたので「転売禁止」と書かれています。
さて、このゴールデンウィーク中にも、陸海空自衛隊では大規模災害や有事に備えて、待機する隊員が多数いるのです。
戦後80年、いまだに「陸海空そのほかの戦力はこれを所持しない」という詭弁を変えられない国、異常だと気づきましょう。
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