2024/12/22
【百人十色のご長寿暮らし】
議員という仕事と、不動産業の経営者としての立場から様々なシーンのご高齢者の方々と出会います。
最近特に増えているのが、身内のいない、又は、身内に関係を拒否されるご高齢者の方々です。
Aさんは、施設に入居していますが、施設内で暴言やパワハラが酷く退所を迫られています。奥様とは60歳を過ぎて離婚、地方公務員のお嬢様とは絶縁状態。お会いすると、10分に一回は「俺は⚫️⚫️省に勤務して✖️✖️の△△部長に天下った」が口癖です。実はとても寂しいのだと感じます。
Bさん、まだ70歳前半です。介護認定は受けていませんが、最近突然体調が崩れてしまい、ご自身で救急車を毎日呼んで、何も症状がなく最後は搬送を拒否されてしまいました。生涯独身で親族もいませんが、長く地元で民生委員を務められた優しいお人柄。施設入所を決断され、ご自宅出発にはご近所の方々がたくさんお見送りに集まり、涙がとまりませんでした。
そして、昨日、地元のある会の忘年会にお邪魔しました。私とは30年も前から親交のあるご高齢の方々ばかりの会です。
その会でのご長寿のお二人↓
Cさん、町会の婦人部長等を務められた地元では知らぬ方がいない有名人です。カラオケを元気に歌われました。なんと、93歳、お孫さん、曾孫さん合計12名。素晴らしい‼️
Dさん、予科練出身で、な、なんと96歳。人間ドックで悪いところ無し。血圧が少し高いとおっしゃるので数字をうかがうと「130」。問題なし。介護保険等一切無縁の生活で、忘年会会場のスナックママとは旧知で白ワインで乾杯されていました。凄い‼️
この一年、様々なご高齢者の方の人生に触れてまいりました。
誰もが必ず経験する人生の幕締めに向かう日々。いかに過ごすか。行政がお助け出来ることには限度があります。
全てのご高齢者の皆様が健やかな日々を暮らせるよう願ってやみません。
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