2026/7/4

区民センターの建替えに伴う変化は、
区民センターが担ってきた役割が、薄れ、失われるだけではありません。
隣接して建っている児童館も一緒に建て替え、複合施設にしようとしていますが、
上池台複合施設(洗足区民センター)基本計画
なぜ、建築中、仮に移転する場所での建て替えにしなかったのか、疑問が残ります。
仮設施設には、2億5850億円もかけますし、用地の一部を3億9,294万円もかけて、取得しています。

位置関係から見ても、
上の図は見にくいのですが、青が小池小学校で、学校の正門から、そのまま南に250m進んだところに、公園用地で、児童館の仮設の場所はあるのです。
もともとの公園面積は、
約500㎡で、1000㎡の用地を取得したため、土地の広さは1.5倍になっています。
児童館は、現在は900㎡で、仮説はたったの400㎡ですが、公園に隣接する新たに取得した土地の一部を使って児童館を移転すれば、例えば2階建てでも、十分に900㎡は確保できます。
当初、公園も使って外遊びも出来る、ゆとりある児童館をつくれるのです。
児童館が、三本松公園に隣接して移転すれば、区民センターもゆとりある設計が出来ます。
なぜ、しないのか、疑問ですが、
ひとつ考えられるとすれば、都市計画税を充当しようとしているから、ではないでしょうか。
23区は、
本来基礎自治体に入るべき、都市計画税をいったん東京都が徴税し、
都市計画交付金というかたちで、事業に対し、配分される仕組みになっています。
公園ならもらえる都市計画交付金がもらえなくなるから、公園用地を取得し、公園として整備する、ということではないでしょうか。
都市計画税は、都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てるための目的税です。
先日、2026年7月1日に、令和8年の相続税や贈与税の評価額の基準となる路線価等が公表され、5年連続上昇で、今の評価方法になってから上昇率は最大で2.9%上がったそうです。
https://youtu.be/ns8_wWbbBco?si=P-rmrfNrDnSHqS5i
地価の高い23区の都市計画税収はさらに増えることになると思いますが、
使いみちが限定されていることが、
経済の中心、東京23区に暮らしながら、豊かさの恩恵を受けられれない理由の一つに、
この都市計画税が、目的税になっているというのもあると感じています。
以下は、
上池台児童館の建替えに際し、公園の拡張用地の一部を使えば、
児童館の環境も良くなり、仮設費や引っ越し代も無駄にならないのではないか、
と思って行った討論です。
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第66号議案大田区立児童館条例につきまして、反対の立場から討論いたします。
この議案は、洗足区民センターを複合施設に建て替えるため、一時的に上池台児童館を移転するための条例改正です。
私は、このまま、移転先の三本松児童公園の一部に児童館を作ったほうが良いと思います。
三本松公園は、拡張して約0.05haから0.15haと面積が3倍になりましたか。
(児童館の床面積は)、現在は900㎡で、仮説が400㎡程度ですから、1500㎡の土地を活用すれば、児童館を建設するに十分な面積だと思います。
児童館を移転させれば、環境も向上し、区民センターもゆとりを持った改築ができますから、緑を配置するなどゆったりと使用できます。
児童館を仮設の地で整備すれば、仮設のプレハブに2億5850万円も引っ越し費用も節約できます。
しかも、公園はこどもたちがのびのび遊ぶ場としても十分に使えます。
緑いっぱいの公園に児童館が隣接していて、公園も含めたスペースでゆったり過ごせる場所ができたら、まさに乳幼児から親子、小学生から中高生、近隣のひとたちにも、良い児童館になると思います。
都市計画公園として整備すれば、東京都の都市計画税が使えるから、と言う声が聞こえてきそうですが、たとえ、児童館部分に都市計画税が使えなくても、区民に必要なまちづくりをすべきです。
過剰な公共インフラ整備が、公共工事の工事単価を引き上げ、マンションなどの固定資産税評価額があがって、固定資産税収が増え、都市計画税収が増えて、それが、再開発などに充当されると、さらに固定資産税収が増えて、都市計画税収が増える。
開発すると、都市計画税が増える、という循環の中、
私たちは、政治が作った補助金と税制、と言う制約の中でメニューを選ぶよう誘導されていて、本当に暮らしたいまちづくりが、できなくなってはいないでしょうか。
グローバル化は、ビジネスで儲ける人が儲けやすい、投資家の投資利益に逆算して規制緩和され、子育ても、介護も、投資家の儲けの対象になって、市場化されてきています。
しかし、私たちが求める本当のグローバル化は、
私たちの生活水準を、世界で一番良い国と、肩を並べられる水準に引き上げるために行われるべきものだと思います。
いまから約30年近く前に、この上池台児童館の民間委託の公募が初めて行われました。
私は、応募者として企画のプレゼンテーションをしたのがきっかけで、区民の皆さんと知り合い、議員にお声かけいただきました。
私には、友人もいない地方や、言葉の通じない海外での子育て経験があります。
帰国し、大田区での子育て環境が、思ったより良くないなあと感じ、少しでも良くしたい想いで企画書を書きました。
香港で子育てしていて、ビルの中に幼稚園や学校が有って驚きましたが、多くは、中国系の香港の方たちの学校でした。
当時イギリス領だった香港のイギリス系の公立学校には広い校庭があってプールもありましたし、アメリカンインターナショナルスクールは、広大な敷地に人工芝ではない本物の芝の野球場もサッカー場もいくつもありました。
一方の日本人学校には校庭が無くて、駐車場で体育をしていて驚きました。
その日本人学校も今年の3月で、廃校になり、いま、ジャパニーズインターナショナルスクールが広大な敷地に建っているそうです。
私たちは、もっといい環境を望むべきですし、望むから良い環境を手に入れることができるのです。
ですから、上池台児童館も、そうなってほしいと願い反対討論といたします。
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