2026/7/19
無性にたこ焼きが食べたくなる時があります。
そんな日は、わが家の「タコパ」です。
さすが粉もん文化の大阪。
たこ焼きプレートを出すと、なぜか主人は白いタオルを頭に巻き、急にたこ焼き職人になります。
しかも毎回(笑)
「今日は任せとけ!」
と言わんばかりの張り切りように、家族みんなで笑ってしまいます。
材料は、たこ焼き粉、卵、天かす、削り粉、あおさ。
そして、チョッパーで刻んだキャベツ。
コーン。
ウインナー。
冷凍エビ。
冷凍アサリ。
チーズ。
余った野菜も、
子どもたちが苦手な野菜も、
「この際、全部入れちゃえ!」
という感じです(笑)
でも…
何か足りません。
そう。
肝心の"タコ"が入っていません。
だって、高いんです。
家族みんなよく食べますし、業務用食品を扱うスーパーの冷凍タコですら、
「えっ、こんなにするの!?」
と驚くお値段。
最近では、タコ入りたこ焼きが、わが家のぜいたく品になりつつあります。
なので今日は、
「タコ焼き」ではなく、「ウインナー焼き」ということで(笑)
ところが、食べ進めるうちに面白いことが起こります。
オリーブオイルにガーリックを入れ、
余っていた冷凍エビやアサリも加えると……
いつの間にか、タコの入っていないたこ焼きが、おしゃれなアヒージョに変身!
これが、また美味しいんです。
主人は張り切るけれど、せっかちなので丸くするのは少し苦手。
長男は不器用。
次男は完全に食べる専門。
気づけば、一番忙しく手を動かしているのは私です(笑)
それでも、みんなでワイワイ言いながら、
「あっ、焦げる!」
「それ私の!」
「もう食べていい?」
そんなやり取りをしている時間が、本当に楽しい。
いつまで、こうして家族みんなでタコパができるんだろう。
そんなことを、ふと思います。
子どもたちも少しずつ大きくなってきました。
いつか家を出て、それぞれの生活が始まる日が来るのでしょう。
そして、その頃には…
わが家でも"タコ入りのたこ焼き"が
食べられるようになっているでしょうか(笑)
たこがなくてもいい。
形が少しくずれていてもいい。
笑い声があって、
「おいしいね」があって、
みんなで同じ鉄板を囲める。
それだけで、十分幸せです。
誰かと囲む食卓の記憶。
きっと、それぞれの家庭に、それぞれの味があるのでしょう。
今日もまた、わが家らしいタコパに、、、
ごちそうさまでした。
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カワバタ ヒロコ/53歳/女
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