2026/8/4
太田市役所を退職し、太田市の未来のために新たな挑戦を始めた山本しんいちです。
昨日、太田市の環境基本計画づくりに向けたワークショップに、一市民として参加してきました。テーマは「10年後に残したい環境」。参加された市民の皆さんは意識が高く、グループワークでの意見交換はとても有意義な時間になりました。一方で、行政の計画づくりを長く見てきた立場から、委託業者の進め方には改善の余地を感じる場面もありました。良いものも、気になったことも、正直にお伝えしたいと思います。
太田市の環境基本計画には①脱炭素・再生可能エネルギー、②資源循環・ごみ対策、③自然共生・緑地保全の3つの課題に加えて④環境教育という4つの柱があると私は思っています。しかし今回のワークショップでは、この分類が参加者に示されないまま「漠然と10年後に残したい環境」という言葉だけで議論が始まりました。参加者の知識や活動歴もさまざまな中、何を軸に話し合うのかが定まらず、議論が広がりすぎてしまったように感じます。また、ファシリテーター役が誰なのか、進行の流れがどうなっているのかも明確でなく、自分の役割がつかみにくい時間もありました。
コンサルが計画づくりに入る際は、担当課へのヒアリングだけでなく、まず市民の声を丁寧に拾うところから始めてほしいと思います。太田市は再生可能エネルギーへの取り組みに積極的な歴史があり、NEDOの補助金を受けて新エネビジョン、省エネビジョンの両計画を策定していたと記憶しております。またパルタウン城西の杜は2009年にNEDOからの実証実験事業として太陽光パネルを各世帯に設置するといった過去もある。
工業都市でありながら農業も盛んで、緑地も一定量残っています。「どの緑地を、どう残すか」という太田市らしい具体論こそ、絵に描いた餅にしないための鍵だと考えます。理想は、コンサルに頼らず職員自身が計画を書ける自治体になることです。
市民参加の場は「集まってもらう」だけでは意味がなく、「何を、どう話し合うか」を設計する側の準備が問われるのだと改めて感じました。次回のワークショップではこの気づきを、実際の政策提言にどう落とし込めるか考えていきます。
~人をつむぎ、挑戦が生まれる太田市へ~
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ヤマモト シンイチ/46歳/男
ホーム>政党・政治家>山本 しんいち (ヤマモト シンイチ)>太田市らしさをどう計画に刻むか ― 環境基本計画ワークショップ参加記