皆さま、こんにちは。
東海林(しょうじ)みかです。
本日は、私の活動の原点ともいえる「土の匂い」と「体験」の大切さについてお話しさせてください。
はなれの祖父母と過ごした「土の匂い」
実は私、小さい頃はお人形で遊ぶよりも、草花や生き物と触れ合うのが大好きな女の子でした。
特にお気に入りだったのが、3つ下の妹との「本格的すぎる」おままごと。
畑の本物の野菜を使い、本物の包丁を手に、草花を添えてお料理ごっこ。今思うと、なんて贅沢でワイルドな遊びだったのでしょう。
ふと顔を上げれば、すぐ隣の「はなれ」に住む祖母が梅干しを漬ける準備をしていて、その向こうでは祖父が鍬(くわ)で土を耕している……。
そんな家族の営みのすぐそばで、私は庭で見つけた小さなお客さんをそっと捕まえては、ゴムの葉から出る白いミルクを「どうぞ」とあげて遊ぶような子でした。
失敗と発見の連続だった「田んぼ活動」
この「土の匂い」や「命の感触」を大切にする心は、大人になっても変わりません。
大学生の頃から続けてきた田んぼ活動では、たくさんの失敗と、それ以上の感動がありました。
気合を入れて真っ黒な服で行ってしまい、熱中症になりかけたり。一生懸命に植えた苗が、見事なまでに「くねくね」と曲がってしまったり(笑)。
中でも一番の思い出は、ある年の田植えでのことです。
なんと、うるち米(白米)と餅米の苗を、うっかり混ぜて植えてしまったのです!
植えている時は、苗の姿を見ても違いはほとんど分かりません。「あれ、どっちがどっちだったかな?」とみんなで大慌て。結局、そのまま育つのを見守ることになりました。
稲穂が教えてくれた「本物の知恵」
それから季節が巡り、いよいよ稲穂が顔を出し始めたとき、その色の違いは一目瞭然でした。
「あ、こっちが餅米だったんだ!」
その瞬間の驚きと、「自然はちゃんと答えを知っている」という納得感。
それは、どんなに立派な教科書を読むよりも、何倍も深く、強く私の中に入ってきました。
本物の野菜に触れ、泥にまみれ、失敗してはみんなで笑い合う。
こうした「体験」を通して学ぶことは、単なる知識ではなく、豊かな感性と力強い「生きる力」に繋がると信じています。
あきる野の豊かな大地を、次の世代へ
かつて、私のはなれの祖父母がそうしていたように。
多世代が共に土に触れ、驚きや失敗を共有しながら笑い合える、そんな豊かな風景をあきる野の次世代へと繋いでいきたい。
幼い頃のみずみずしい好奇心と、田んぼで学んだ「本物の知恵」を胸に、これからもこの街の豊かな大地と、そこに生きる人々に寄り添っていきたいと思います。



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