2026/6/10
米子市の人口は今どうなっているのか。
そして、その変化によってどんな課題が生まれ、これからどのような影響が出てくるのか。
今回、データをもとに現状と今後の課題、さらに考えられる解決策まで整理してみました。
ぜひ最後までお読みいただければ嬉しいです。
■ 米子市の今
住民基本台帳によると、令和8年5月31日時点の米子市の人口は142,472人、世帯数は69,493世帯です。
まずは、人口や世帯数の変化を年代別に見てみました。
(米子市ホームページ「数字で見る米子市」より引用し作成)

※令和2年度の国勢調査が最新。
グラフを見ると、人口(青色)は大きな増減を繰り返さず横ばいで推移しています。
一方で、世帯数(オレンジ色)は増加傾向にあります。
その結果として、緑色の線が示すように、
「1世帯あたりの人数(世帯員数)」は減少しています。
つまり、人口は大きく変わらなくても、
“少人数の世帯が増えている”ということです。
■ 年代別の人口比率は?
次に、年代別の人口構成を見てみました。
(米子市ホームページ「数字で見る米子市」より引用し作成)

青色が男性、オレンジ色が女性を示しています。
最も人口が多いのは「45〜49歳」、次に「70〜74歳」の層です。
グラフを眺めていると、年齢が上がるにつれて女性の棒グラフが長くなることに気づきます。
全国的にも女性の平均寿命が長いことが知られていますが、米子市でも同じ傾向が見られます。
■ まとめ
米子市は大きな人口増減こそありませんが、
世帯数の増加・世帯員数の減少が続いています。
高齢化が進むことで、
・一人暮らしの高齢者
・少人数世帯
がさらに増えていくことが予想されます。
また、子育て世代でも、同じ世帯内に子どもを見られる家族がいない家庭が増える可能性があります。
こうした状況を考えると、子育て・介護・見守りなどを、地域のさまざまな年代で支え合う仕組みが、これからの社会には必要なのかもしれません。
もちろん、家族を他人に預ける不安は誰にでもあります。
それでも、多世代での共生・共助という考え方は、これからの米子市にとって一つの可能性だと感じています。
近年、日本国内でも「多世代共生型コミュニティハウス」や「多世代共生型シェアハウス」と呼ばれる民間賃貸住宅が登場しています。大学生や高齢者、子育て世代が一つの住まいで支え合いながら暮らす仕組みが、少しずつ広がり始めています。こうした新しい住まい方が、地域の支え合いの形を変えていくかもしれません。
世代を超えて助け合う暮らし方は、孤立を防ぐだけでなく、地域のつながりを再生する新しい形でもあります。
今後、多世帯化が進む米子市においても、こうした取り組みは大きなヒントになると感じています。
私自身も、地域の実情に合った共生のあり方を探るため、引き続き研究を重ねてまいります。
参考記事
日本財団ジャーナル|高齢者と若者が共生して暮らす。新しいかたちの「多世代型コミュニティー住宅」とは?
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2026/118772/inclusive-society
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アライ ショウタ/36歳/男
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