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おおさわ あつし ブログ

投票率が街の熱量を表している、久喜vs加須で考えた

2026/4/20

衝撃的な数字の対比があります。

昨日行われた久喜市長選・市議会議員選挙——投票率50%

先週行われた加須市長選・市議会議員補欠選挙——どちらも投票率36%台。

同じ埼玉県内、隣り合う地域で——これだけの差がある。

この差は何を意味するのか。今日は正直に考えてみます。

 

数字の対比

久喜市
- 市長選・市議選:投票率50%
- 人口:約15万人
- 商業施設:モラージュ菖蒲、アリオ鷲宮
- 交通:JR・東武線が通る交通の要衝

加須市
- 市長選:投票率36.21%
- 市議補欠選:投票率36.18%
- 人口:約11万人
- 商業施設:カスミ撤退、ビバモール加須空き店舗増加
- 交通:東武伊勢崎線のみ

投票率の差——約14ポイント

市長選も補欠選挙も、どちらも36%台——これは偶然ではありません。加須市民の政治への関心の低さが、数字に表れています。

 

投票率と街の発展は連動している

これは偶然ではないと思っています。

市民が政治に関心を持つ→行政・議会が緊張感を持って動く→街が発展する

この連鎖が——久喜市と加須市の差を生んでいるかもしれません。

投票率が高い街では——政治家は「市民がちゃんと見ている」という緊張感を持ちます。「何もしなくても当選できる」という甘えが生まれにくい。だから行政も議会も、より真剣に動きます。

一方、投票率が低い街では——「どうせ市民は見ていない」という空気が生まれやすい。現状維持が続きやすい。変化が起きにくい。

「市民の熱量」が、街の方向性を決めているのかもしれません。

 

久喜が発展した本当の理由

久喜市にはモラージュ菖蒲、アリオ鷲宮、ヨーカドー久喜店——大型商業施設が充実しています。

「久喜は交通の便がいいから」「久喜は人口が多いから」——そういう説明がよくされます。

でも今回の投票率50%という数字を見て——別の見方もできると思っています。

久喜市民は、政治に関心が高い。行政への要求水準が高い。「変えてほしい」という声を、投票という形で示してきた——その積み重ねが、行政を動かし、商業施設の誘致につながったのではないか。

街の発展は、市民の熱量から始まるのかもしれません。

 

加須市の36%が意味すること

市長選も補欠選挙も、どちらも36%台——この数字を、重く受け止めなければなりません。

64%の市民が投票に行かなかった。

「どうせ変わらない」という諦め。「関係ない」という無関心。「忙しくて行けなかった」という現実——様々な理由があったと思います。

でも——この64%の沈黙が、加須市の現状を作っています。

カスミが撤退する。商業施設が消えていく。駅前は静かなまま——これらは「仕方がない」ことではなく、市民の熱量が低いことの結果かもしれません。

 

鶏と卵の問題

ここで一つ、正直に認めなければならないことがあります。

「市民の熱量が低いから街が発展しない」のか。「街が発展しないから市民の熱量が下がる」のか——これは鶏と卵の問題です。

加須市の場合——商業施設が撤退し続け、駅前が寂しくなり、「どうせ変わらない」という諦めが広がった結果、投票率が下がった——という側面もあるかもしれません。

どちらが先かはわかりません。でも——どちらかを変えれば、もう一方も変わります。

市民の熱量を上げることで、街が変わる。街が変わることで、市民の熱量が上がる——この好循環を、どこかで始めなければなりません。

 

加須市の投票率を上げるために

では——加須市の投票率を上げるために、何が必要か。

①「変わった」という実感を作る

投票率が低い最大の理由——「どうせ変わらない」という諦めです。

逆に言えば——「変わった」という実感が生まれれば、投票率は上がります。駅前に新しいカフェができた。北川辺米が全国に届いた。渡良瀬遊水地がアニメの聖地になった——小さな変化の積み重ねが、市民の熱量を上げます。

②選挙を身近にする

「選挙カーがうるさい」「ポスターだけ見ても誰かわからない」——従来の選挙運動では、市民は候補者を身近に感じられません。

ブログ、SNS、デジタルを活用した選挙運動が——市民と候補者の距離を縮め、選挙への関心を高めます。

③「一票が街を変えた」という体験を作る

投票率が上がって、街が変わった——この体験が生まれれば、次の選挙の投票率はさらに上がります。

久喜市民が投票率50%を維持しているのは——「投票することで街が変わった」という体験が積み重なっているからかもしれません。

 

2027年に向けて

2027年4月、統一地方選挙があります。

加須市の投票率を上げること——これは大切な課題の一つです。

ブログや様々な発信を通じて、加須市の政治への関心を高める。「選挙に行こう」「一票が街を変える」というメッセージを発信し続ける——。

2027年の加須市議会議員選挙——投票率40%を超えることを目標にしたい。

久喜の50%に追いつくのは簡単ではありません。でも——「36%から40%へ」という変化が、加須市の熱量を上げる第一歩になります。

 

おわりに

久喜の投票率50%、加須の投票率36%——市長選も補欠選挙も、どちらも36%台だった加須市。

この差が街の差になっている。市民の熱量が、街の方向性を決める——今回の数字が、改めてそのことを教えてくれました。

「どうせ変わらない」という諦めを捨てて、「変えられる」という熱量を持ってほしい。その熱量が——加須市を久喜に追いつかせ、追い越す力になります。

投票率が街の熱量を表している。加須市の熱量を、一緒に上げましょう。

 

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著者

おおさわ あつし

おおさわ あつし

選挙 加須市議会議員補欠選挙 (2026/04/12) 11,676 票
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肩書 一般社団法人日本外国人材振興機構 代表理事/JFRアカデミー(ネパール)校長
党派・会派 無所属
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