2026/2/14
福井市では、元気に働く高齢者が年々増えています。
しかしその一方で、60歳以上の労働災害は全国的に増加傾向にあり、転倒や腰痛など、日常のちょっとした動作が大きな事故につながるケースも少なくありません。
高齢者が「安心して働き続けられるまち」をつくることは、人口減少が進む私たちの地域にとって重要なテーマです。ここでは、福井市が実際に取り組むことのできる労働災害防止策を、県内外の好事例を踏まえて分かりやすく紹介します。
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■ 1. 市が“橋渡し役”になることで安全対策が進む
福井県と福井労働局は、高齢者の就労環境改善を重点にした安全推進計画を掲げています。しかし、こうした制度や補助金情報が中小企業や個人事業主に届かないことも多いのが実情です。
そこで福井市が担えるのは、
「情報を届ける」「相談に乗る」役割。
例えば、市役所内に
・高齢者の安全就労の相談窓口
・国の補助制度を案内するサポートデスク
を設けることで、企業と国の制度をつなぐことができます。
ちょっとした“ワンストップ窓口”が、県内企業の安全対策を一気に進める力になります。
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■ 2. 現場の知恵を広げる:福井県内メーカーの好事例
福井県内の製造業でも、高齢者に配慮した安全対策が進んでいます。
例えば、ある工場では
・段差の解消
・滑りにくい床材への変更
・カーブミラーや注意ランプの設置
・月1回の安全パトロール
といった工夫を積み重ね、労働災害を大幅に減らしています。
大がかりな設備投資でなくても、
小さな改善の積み重ねで「安心して働ける職場」がつくれる
という好例です。
福井市がこうした成功例を紹介し、市全体に広げていくことは非常に効果的です。
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■ 3. 介護・福祉の現場は“重点支援”が必要
介護施設では、高齢の職員が腰痛や転倒のリスクを抱えながら働くケースが多くあります。
国の好事例を見ると、
・リフトや補助具の活用
・重い作業を複数人で分担
・横になって休める休息スペースの設置
・腰痛予防体操の掲示
といった取り組みが効果を上げています。
福井市としては、
介護現場に専門家を派遣し、作業方法や設備の改善をサポートする仕組み
を整えることが重要です。
地域の福祉インフラを守るためにも、ここへの支援は欠かせません。
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■ 4. 「通いの場」を活かして、働く高齢者の体力づくりを支える
福井県は高齢者の介護予防として「通いの場」を推進しています。体操、交流、趣味活動などを通じて、筋力低下や転倒リスクを抑える取り組みです。
この仕組みを、
“働く高齢者”に向けても活用する
のが福井市の新しい役割だと言えます。
働く人向けに、
・腰痛予防体操
・転倒予防のバランストレーニング
・仕事終わりでも参加しやすい時間帯の教室
などを組み合わせれば、「健康な働き続けられる体づくり」に直結します。
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■ 5. 市内の“安全モデル企業”をつくり、取り組みを可視化する
労災防止に積極的な市内企業を、福井市が
「高齢者安心就労モデル企業」
として選定・紹介する仕組みも効果的です。
成功している取り組みが「見える化」されると、
他の企業がそれを真似しやすくなり、
市内全体で安全の底上げが進んでいきます。
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📝 まとめ:高齢者が安心して働き続けられる福井市へ
福井市ができる高齢者の労働災害防止策は、決して難しいものばかりではありません。
市が情報を届け、現場を支え、健康づくりを後押しすることで、
高齢者が「まだまだ働ける」「働きたい」という思いを安心して実現できるまちになります。
高齢化が進む地域だからこそ、
“安全に働き続けられる仕組みづくり” が未来への投資になります。
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福井市議会に挑戦する決意をしました。
大谷たかまさです。
命を守ってきた。
次は暮らしを守る。
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ホーム>政党・政治家>大谷 たかまさ (オオタニ タカマサ)>🧓💼 高齢者の労働災害を防ぐために——福井市が今できること