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町田市に新市長誕生!稲垣康治氏の経歴と3つの公約を徹底解説

2026/3/22

自民党 小沢タケル

🏛️ 町田市に新市長誕生!稲垣康治氏の経歴と3つの公約を徹底解説

~26年間、地域医療を支えた「生粋の町田っ子」がいよいよ市政のトップへ~

2026年3月15日 | 町田市政ニュース


はじめに ― なぜ今、この市長に注目すべきか

東京都町田市。小田急線の特急も止まる一大ターミナル駅を中心に、約43万人が暮らすこの街に、2026年2月、大きな転換点が訪れました。

5期20年にわたって市政を担い続けた石阪丈一前市長が退任を表明。それに伴って行われた市長選挙で、新たなリーダーとして選ばれたのが、**稲垣康治(いながき こうじ)氏(50歳)**です。

稲垣氏はもともと政治家ではありません。町田市で生まれ育ち、26年間にわたって地域医療の最前線に立ち続けてきた現役の耳鼻咽喉科医です。「医師が市長になる」という異色のキャリアチェンジは、多くの町田市民の注目を集めました。

では、稲垣市長とはいったいどんな人物なのか。どのような経緯で市長を目指すことになったのか。そして、これからの町田をどう変えようとしているのか。本記事では、その全貌を徹底的に解説していきます。


🗳️ まず知っておきたい! 選挙結果のポイント

2026年2月15日に行われた町田市長選挙は、前市長の後継者を決める重要な選挙でした。新人5人が立候補するという、近年まれに見る激戦となりましたが、稲垣氏は見事トップ当選を果たしています。

項目 内容
選挙日 2026年2月15日
投票率 47.26%
有効投票総数 163,602票
稲垣氏の得票数 44,610票(5名中1位)
2位との差 約7,887票差
就任日 2026年3月9日
就任区分 第5代 町田市長(無所属・自由民主党推薦)

投票率47.26%という数字は、市民の関心の高さを示しています。約16万票という多くの有権者が投票に訪れ、その結果として稲垣氏がおよそ4万4千票以上を獲得して当選。2位に約8,000票近い差をつけての勝利は、多くの市民から支持を得た証と言えるでしょう。

就任会見では、「持続可能な市政運営を行う」「前市長の取り組みを引き継ぎつつ、豊かに安心して暮らせる街にしていきたい」と力強く語りました。


👤 稲垣康治氏とはどんな人? 人物像に迫る

「芹ヶ谷公園でどろんこになって遊んだ」生粋の町田っ子

稲垣康治氏は、1975年6月28日、町田市原町田で生まれました。現在50歳。4人兄弟の3番目、次男として育ちます。

幼い頃はよく芹ヶ谷公園でどろんこになって遊んでいたというエピソードが広報まちだにも紹介されており、まさに町田の自然や街並みの中で育った「地元っ子」そのものです。

実家の稲垣耳鼻咽喉科医院は、祖父が昭和17年(1942年)に開業した由緒ある医院。父も、そして男兄弟3人全員が耳鼻咽喉科医という筋金入りの医師一家に生まれました。医療が身近にある環境で育ったことが、後の医師としての道を自然と形作っていきます。

基本プロフィール一覧

項目 内容
生年月日 1975年6月28日(昭和50年)
年齢 50歳
出身地 東京都町田市原町田
身長 178cm
家族 妻・娘
趣味 剣道・旅行
信条 「和気大樹(わきたいじゅ)」「知足利他(ちそくりた)」
実家 稲垣耳鼻咽喉科医院(1942年祖父開業・3代続く老舗)

📚 経歴 ― 剣道・医学・病院経営…多彩な26年の軌跡

慶應義塾で磨いた「逃げない精神」

玉川学園小学部を卒業後、慶應義塾中等部・高等学校・医学部と10年以上にわたり慶應の学風の中で育ちました。

特筆すべきは部活動への姿勢です。中学から一貫して剣道部に所属し、早慶戦や医学部全国大会で優勝を経験。剣道を通じて培った「目の前の相手から決して逃げない姿勢」は、市長としての今も変わらぬ稲垣氏の行動原理となっています。この「逃げない姿勢」は、後に市長候補として難しい課題にも正面から向き合うスタンスに直結していると言えるでしょう。

医師としてのキャリアを一挙に振り返る

2000年に慶應義塾大学医学部を卒業し、医師免許を取得。耳鼻咽喉科を専門に選び、慶應義塾大学病院・宇都宮・平塚・相模原など各地の拠点病院で研修を積みながら、耳鼻咽喉科専門医としての技術を徹底的に磨きました。

2000 慶應義塾大学医学部卒業・医師免許取得
         慶應大学病院・宇都宮・平塚・相模原など各地で専門研修
2006 慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学教室 助教に就任
         後輩医師の指導・研究活動に従事
2010 横浜市立市民病院 耳鼻咽喉科 診療科長に就任
         後輩指導と並行して「病院経営」を深く学ぶ
2013 父の病気療養に伴い故郷・町田に帰郷
         稲垣耳鼻咽喉科医院 3代目院長に就任
         地域医療・学校医として地域に密着した診療活動
2019 町田市医師会理事に就任(以後3期6年務める)
         町田商工会議所青年部にて政策提言・まちづくり活動
2025 翌年の市長選挙への立候補を正式表明
2026 第5代 町田市長に就任(3月9日)

なかでも横浜市立市民病院での診療科長時代は、後の公約に直結する重要な経験でした。救急対応の現場に立ちながら、同時に病院経営・マネジメントの視点も身につけたことで、「市民病院をどう改革すべきか」という具体的なビジョンが培われていきました。


💡 なぜ医師が市長を目指したのか? 2つの転機

稲垣氏が「市長になろう」と決意するまでには、2つの大きな転機がありました。

転機① コロナ禍での行政との関わり

新型コロナウイルスのパンデミックは、医療と行政の関係性を根本から問い直すきっかけをもたらしました。稲垣氏も地域の医師として感染対策の最前線に立ちながら、行政との連携を深めていくなかで、一つの確信を得ます。

「医療の現場を知る人間が、医療行政に関わることが不可欠だ」

現場の医師が直面する問題と、行政が認識している問題の間には、大きなギャップがあります。そのギャップを埋めるためには、医療の実態を肌で知る人間が行政側に立つ必要があると痛感したのです。

転機② 商工会議所青年部でのまちづくり活動

医師としての活動と並行して、稲垣氏は町田商工会議所青年部にも所属し、まちづくりの政策提言活動に積極的に取り組んでいました。医療とは異なる視点から「町田をどうよくするか」を真剣に議論する中で、まち全体を変える仕事への強い関心が芽生えていきます。

医療も、教育も、経済も、すべてはつながっている。個別の問題を解決するのではなく、まちのリーダーとして総合的に動かしていく――その責任と可能性に、稲垣氏はいつしか引き寄せられていったのです。


🔷 いよいよ核心へ! 3つの公約「三位一体改革」を詳しく解説

稲垣市長が掲げる最大のビジョンは、「誇れる町田」の実現です。43万人の市民一人ひとりが「ここに住んでよかった」「このまちが誇らしい」と感じられるような町田を目指す、というメッセージが込められています。

そのための具体的な柱が、以下の「三位一体改革」です。


🏥 第一の柱「市民の健康」 ― 医師市長だからこそできる医療改革

稲垣市長の公約の中でも、最も個人的な経験と直結するのがこの「市民の健康」です。26年間、耳鼻咽喉科医として地域医療に携わり、横浜市立市民病院では診療科長として病院経営にも関わってきた。その経験をそのまま町田市に還元しようというのが、この柱の核心です。

① 「断らない救急医療」で市民が頼れる市民病院へ

現在の町田市民病院が抱える課題のひとつが、救急対応力の問題です。稲垣市長はこれを正面から受け止め、「断らない救急医療」の実現を最重要課題として掲げています。

具体的には、救急の受け入れ体制を抜本的に強化し、救急応需率(救急要請を受け入れた割合)を向上させることを目指します。同時に病院経営改革を推進し、医師・看護師・スタッフが十分な環境で働ける持続可能な病院運営体制を構築します。

横浜市立市民病院での経験を持つ稲垣市長だからこそ、「病院の現場が何を必要としているか」を知ったうえでの改革案であることが、大きな強みとなっています。

② 健康寿命を5年延ばすまちへ

医療は「病気になってから治す」だけではありません。稲垣市長が重視するのは、予防医療地域全体での見守り機能の強化です。

  • 高齢者への「見守り手帳(仮称)」の発行:健康状態を記録・共有し、地域で支え合う仕組みを構築
  • 健康診断の受診率向上と運動処方箋の発行
  • 町トレ(町田を元気にするトレーニング)」の充実:高齢者が楽しく体を動かせる機会を拡充
  • フレイル予防・認知症予防の推進:高齢者の社会参加を促し、孤立を防ぐ
  • アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の支援:本人の意思を大切にした終末期医療の選択をサポート

「支えられる人」が増えすぎると、まちの活力が失われます。市民みんなが元気でいることが、まち全体の持続可能性につながる――稲垣市長の医師としての視点が色濃く反映された政策です。


🏫 第二の柱「教育の推進」 ― 「知識」より「人間力」を育てるまちへ

第二の柱は教育改革です。稲垣市長が教育について語るとき、必ず強調するのが「共感と対話」というキーワードです。

① 「町田フィロソフィー(仮称)」で心の教育を

「子どもたちに必要なのは、テストで測れる"知識"よりも、人の気持ちがわかる"共感"と、しっかり伝えられる"対話"の力だ」

稲垣市長はそう語ります。そのビジョンを具体化するために、教育委員会への提言として「町田フィロソフィー(仮称)」という普遍的な心の教育プログラムの策定を掲げています。

これは単なる道徳教育の強化ではありません。思いやり・コミュニケーション・共生の価値観を、町田の子どもたちが自然と身につけられるよう、カリキュラムや学校文化そのものを見直す取り組みです。

② インクルーシブ教育と学校の統廃合

教育改革のもう一つの柱が、インクルーシブ教育の推進です。障がいの有無や、家庭環境の違いに関わらず、すべての子どもが同じ場所で共に学び、成長できる環境をつくることを目指しています。

そのための環境整備として、慢性化している教員不足の解消と、一部の学校の統廃合を進める方針も示しています。規模を適正化することで教育の質を担保し、統合によるメリット(多様な仲間との交流・専門的なサポート体制)を最大限に活かす考えです。

③ 子育て世帯への切れ目のない支援

子育て世代が町田を選んでくれるためには、「安心して子どもを産み、育てられる」という確信が必要です。妊娠・出産・育児・就学・思春期まで、ライフステージのどの段階でも途切れない支援体制を整えることを公約しています。


🏙️ 第三の柱「地域の活力」 ―「町田大商都構想」でまちを活性化

第三の柱は、経済とまちづくりです。町田は古くから商業都市として栄えてきた歴史があります。稲垣市長はその強みを改めて最大限に引き出す「町田大商都構想」を打ち出しています。

① 町田駅周辺の再開発で中心部を刷新

まちの顔である町田駅周辺のD地区再開発を、地権者と丁寧に連携しながら推進します。単に建物を建て替えるだけでなく、人が集まり、何度でも訪れたくなる仕掛けを随所に盛り込み、中心市街地全体の魅力を底上げします。

② 4つの拠点駅で「回遊するまち」をつくる

町田市の魅力は中心部だけではありません。稲垣市長は市内4方向の拠点駅を起点に、市全体を「回遊できるまち」にする構想を描いています。

方面 拠点駅 特徴・役割
中心 町田駅 再開発・D地区整備でまちの顔を刷新
鶴川駅 東の玄関口として整備・魅力向上
西 相原駅 西エリアのにぎわい創出
南町田グランベリーパーク駅 商業・自然との融合でにぎわいを拡大

各駅を「ワクワクが生まれる場所」として整備し、市内を回遊しながら町田の多様な魅力を発見できる体験を提供します。

③ 起業支援・雇用の多様化で経済に活気を

まちの活力は、働く人々の活気から生まれます。稲垣市長はビジネス面でも積極的な施策を打ち出しています。

起業・事業承継支援:

  • 小規模事業者向け起業支援チームの登用
  • ビジネスコンテストの開催で若い起業家を発掘・育成
  • 地域M&A・事業承継マッチングのプラットフォーム化で後継者難の中小企業を救済
  • 学生向け合同企業説明会の開催で地元就職を促進

雇用の多様化: 子育て中の方、介護をしている方、障がいのある方、高齢者、生活保護受給者など、様々な背景を持つ人々が「自分らしく働ける」選択肢を増やします。「子育て・介護・働き方の壁をなくす」という言葉には、誰一人取り残さないという強い意志が込められています。


🤝 市政運営の基本姿勢 ―「町田ワンチーム」という哲学

稲垣市長が市政運営において最も大切にしているコンセプトが、**「町田ワンチーム」**です。

これは単なるスローガンではありません。地域・民間・行政が対等なパートナーとして手を取り合い、それぞれの強みを持ち寄って課題を解決していく――という市政の根本的な姿勢を表しています。

「これらの施策は行政の力だけで成し得るものではありません。地域・民間・行政が力を合わせて、町田ワンチームで取り組み、地域の活力を引き出していきます」

また、稲垣市長は「対話の重視」も強調しています。26年間の診療活動の中で常に患者の声に耳を傾けてきた習慣は、そのまま市政にも持ち込まれます。市民目線で声を聴き、問題を明らかにし、全力で解決に近づこうとする姿勢は、医師として積み上げてきたものそのものです。

さらに稲垣市長は、現代が「かつての常識が通用しない先の見通せない時代」であることを率直に認めたうえで、それでも課題から逃げず、ブレずに取り組むことを市民に誓っています。剣道で培った「逃げない精神」が、ここでも生きています。


🌿 まとめ ― 新しい町田への期待を込めて

稲垣康治市長は、生まれ育った町田への深い愛着と、26年間の医療現場で磨き続けた専門性、そして地域活動を通じて培ったまちへの視点を持つ、まさに「この時代の町田に必要なリーダー」と言えるかもしれません。

誇れる町田」――このビジョンに込められた思いは、単に施設や制度を整えるだけでなく、ここに住む43万人ひとりひとりが「このまちが好きだ」と感じられる日常をつくりたいという、生粋の町田っ子ならではの切実な願いです。

市民の健康・教育の推進・地域の活力。この三位一体改革がどのように実現されていくか。これからの町田市政から、ますます目が離せません。


📌 参考資料



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著者

小沢 タケル

小沢 タケル

選挙 町田市議会議員選挙 (2026/02/15) [当選] 3,308 票
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肩書 株式会社サクセスマネジメント・代表取締役・自民党町田総支部青年部副部長・明治安田生命保険相互会社保険代理店・防火防災管理者・上根囃子連・白山囃子連・町田市消防団 第4分団第8部・ 町田市農業研修16期生
党派・会派 自由民主党
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