2026/2/19
並木(横浜市金沢区)のシンボル的な存在でもある
富岡並木ふなだまり公園。
この場所は、並木地区が埋立てによって開発される以前、入江だった名残をとどめる貴重な空間であり、現在も海水と淡水が混ざり合う「汽水域」として、多様な生態系が息づいています。

都市化が進んだ横浜市において、こうした環境が残されていること自体が極めて価値の高い地域資源です。
この環境を守り続けてきたのが、公園愛護会の皆様です。

活動のきっかけは2017年。
SUPで水面の清掃を行っていた前会長と、陸から“ゴミポタ”と呼ばれる清掃活動をしていた現会長が出会い、「海と陸の両方からふなだまりをきれいにしよう」と意気投合したことが始まりでした。
以来、雨の日と元日を除き、毎朝の清掃活動が続けられています。

かつては悪臭が漂い、枯葉やヘドロが堆積していた場所が、現在では清潔で快適な環境として保たれているのは、まさにこうした地道な努力の積み重ねによるものです。
2020年には、市民まち普請事業を活用し、景観を楽しめるウッドデッキが設置されました。
この場所は現在、
水質・生態系の調査

健康づくり活動
季節行事
親子での清掃活動
など、多世代が交流する地域拠点として活用されています。
単なる設備整備にとどまらず、
「人が集まり、関係が生まれる公共空間」として機能している点が非常に重要です。
公園愛護会の会員数は年々増え、現在は幅広い世代が関わっています。
活動に携わる皆様が共通して語られるのは、
「この素晴らしい環境を次世代に良い形で残したい」
という思いです。
自然環境の保全は、行政だけでは成し得ません。
地域住民の主体的な関わりがあってこそ、持続可能な形で守られていきます。

今回改めて現場のお話を伺い、強く感じたのは、
地域の誇りは“人の活動”によって育まれる
ということです。
ふなだまりは単なる公園ではなく、
環境教育の場
健康づくりの場
世代を超えた交流の場
地域アイデンティティの象徴
となっています。
私は横浜市議として今後は、
市民主体の環境保全活動の支援強化
公園を活用した地域コミュニティ形成の推進
都市と自然が共存するまちづくりの実現
に取り組んでまいります。
富岡並木ふなだまり公園は、
「地域が守り、地域が育てる公共空間」の好例です。
このかけがえのない環境とコミュニティが、次の世代へ確実に受け継がれていくことを願っています。
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