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菊池 弘太 ブログ

【壱岐(独り言)】2050年人口2万を維持することが幸せなのか(11月21日)

2025/11/22

こんにちは、島外に出るときにランニングシューズを持っていくか悩む菊池です。

今回は、ひとり言シリーズを書いてみようと思います。

なぜ、独り言かというと、自分でも思考が固まっていないので、とりあえず、思っていることを書いてみて、自分の思考の整理だったり、あわよくば、誰かと議論ができたりするのかなと思って、書いています。

本題ですが、壱岐市が2025年3月に公表した「第4次壱岐市総合計画(2025~2029)」の中で、2050年に人口2万人を維持することを大きな目標に掲げています。人口推計によれば、2050年の人口は1.3万人程度なので、それよりも7,000人多い、挑戦的な目標です。(通称「プラス7000」)

第4次壱岐市総合計画(概要版)より引用

このように挑戦的な高い目標を設定することは、いいことなのですが、「プラス7000」について、違和感を感じます。どこから違和感が来るのかというと、
①そもそも目標が高すぎる
②目標を達成したら幸せなのか
の2点です。


①については、日本の人口は年間90万人減少しています。香川県の人口が91万人なので、毎年、香川県の人口がいなくなっている状況です。一昔前は、鳥取県(55~60万人)でした。そんななか、壱岐が人口を維持することは正直難しいのではないかと思っております。
ただし、挑戦的な目標を持つこと自体は、いいことなので、この高い目標を掲げるのは、肯定派です。

問題は、②です。
たしかに、壱岐は、島内の経済(消費)は、島民に依存しているので、人が多ければ多いだけ商店も飲食店も美容室も儲かります。ただし、①のとおり、人口が減少するなかで、7000人をどう確保するのか。乱暴な言い方をすれば、「どこから奪ってくるのか」。

現在、日本の都市部以外、ほとんどの自治体で移住支援金などを出して移住支援をしています。菊池も壱岐に移住する際、活用しました。今後、移住を促すために、自治体間でし烈な競争、例えば、移住支援金を上げたり、移住相談のための人員を拡充したりすることが、壱岐の未来のためなのか。

日本の人口はほぼ決まっているので、その人口を奪い合うゼロサムゲーム(どこかの自治体の人口が増えれば、どこかの自治体の人口が減る)が、壱岐にとって幸せなのか、日本全体でみたときに幸せなのか考えてしまいます。

ここで、補足ですが、菊池は移住促進の政策を反対している訳ではありません。むしろ、推進派です。壱岐には、多くの移住者がおり、その方々とも楽しくやっているし、そういうところから、新しい発想も生まれるので、他の自治体並もしくはプラスアルファの支援は賛成です。きっと、他の自治体並の支援をして、2050年の人口は1.3万人なので、さすがにこれ以上、減少すると、きついです。

そして、誰が、いつ、何をやるかで変わってくることなので、それこそ、国交省の「地域生活圏形成リーディング事業」でAIを活用した2万通りのシミュレーションの結果が楽しみでもあります。

地域生活圏形成リーディング事業」については、12月9日に市民ワークショップが開催されるので、興味ある人は、是非!ワークショップで発言したい人は、11月28日まで募集があります。

https://www.city.iki.nagasaki.jp/soshiki/eng/kyousou/15240.html

②の違和感にもどりますが、このシミュレーターの結果、おそらく人口2万人を維持する想定も出てきます。

ただし、「壱岐の人口2万人を維持したときに、その2万人は幸せなのか」ということが疑問です。

例えば、今から25年前の2000年(平成12年)の壱岐の人口は、33,538 人でした。その時から1万人減少しています。

「25年前がすごく幸せで、今は、不幸せですか?」

「人口が3分の2になったから、幸せも3分の2になりましたか?」

 

幸せは、個人の主観なので、様々な価値観があると思います。菊池にとっては、

・交通渋滞がない

・海にいっても人が少ない

・花火大会も落ち着いて見られる

・人口が集中していないのでドローンを比較的飛ばしやすい、ということに価値を感じます。

 

なので、独り言ですが、

「人口2万人を維持することが、目的にならないように。」「みんなが”幸せ”を実感するまちづくりが目的になるように」、壱岐の一人の人間として、考えていこうと思います。

第4次壱岐市総合計画(概要版)より引用

 

ちなみに、大正大学地域構想研究所の小峰隆夫教授が「人口が減ると経済は縮んでしまうのか」というレポートを出しています。

小峰教授は「人口が減っても経済規模が縮小するとは限らない」ということを主張しています。

 

なので、他の自治体と同じように移住促進政策で消耗するよりも、「人口減少前提に『賢く縮む』」という政策もありなのかなと、考える今日この頃です。

 

PS

なぜ、このブログを書いたかというと、11月21日東京池袋で開催された「しまづくりサミット2025」というイベントに参加してきました。自分が抱える違和感を言語化してくれるようなお話を聞くことができたので、アウトプットしてみました。

しまづくりサミットにて。(中央)大正大学 片山特任教授、(右)針谷 対馬市議会議員

 

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著者

菊池 弘太

菊池 弘太

選挙 壱岐市議会議員選挙 (2025/07/20) [当選] 818 票
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肩書 株式会社ライスワーク(代表取締役)/合同会社壱岐地図(代表社員)
党派・会派 無所属
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