2026/9/7
9月は「認知症月間」です。
中央区の広報紙「区のおしらせ ちゅうおう」(令和8年9月1日号)に、区内7カ所の認知症カフェが紹介されていました。せっかくの機会なので、正式な所在地・連絡先の情報をこちらでもまとめつつ、私自身が感じている「これからの居場所づくり」についても、少しお話しさせてください。

中央区では、京橋地域(湊・明石町・築地)と月島地域(佃・勝どき・晴海)に、それぞれ認知症カフェが開設されています。ご本人やご家族の息抜きの場としてだけでなく、地域住民や専門職が交流する拠点としても機能しているそうです。
| 地域 | 団体(カフェ名) | 住所・会場 | 電話 |
|---|---|---|---|
| 京橋地域 | 優っくりカフェ | 湊2-16-23 パークシティ中央湊ザレジデンス 優っくり村中央湊 | (6280)4663 |
| 明石町カフェ | 明石町1-6 リハポート明石等複合施設1階 コーヒーラウンジアラジン | (3545)1107 | |
| せいるか・オレンジカフェ | 築地3-6-2 大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター1階会議室 | (5962)7227 | |
| 月島地域 | みんな de デイサービス | 佃3-1-15 相生の里 | (5548)2492 |
| 行ってみようか認知症カフェ | 勝どき1-5-1(1階) 勝どきデイルーム | (6280)3811 | |
| 認知症家族の語りの場 | 晴海1-1-26 高齢者総合福祉施設晴海苑 | (3533)7148 | |
| サロンはるみさん | 晴海3-6-8 ベイシティ晴海 スカイリンクタワー2階集会室 | (3534)8035 |

ここから先が、私が本当にお伝えしたかったことです。
「認知症カフェ」という名前を聞くと、「認知症の方やご家族が行く場所」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。もちろんそれも大切な役割ですが、私はもう一歩先の景色も見てみたいと思っています。
たとえば、おしゃれなカフェやバーのように、誰もがふらっと立ち寄れる場所の中に、自然に認知症の方や高齢者もいる。特別な場所ではなく、日常の延長線上にそんな居場所がもっとあってもいいのではないか——中央区で暮らしていて、そんなふうに感じています。
中央区には、銀座、日本橋、築地、晴海など、それぞれに異なる魅力を持つエリアがあります。だからこそ、行政だけで場所をつくるのではなく、地域の店舗や企業、そしてまちづくりの制度と民間の力を組み合わせていくことが、これからますます重要になると考えています。
既存のカフェや商業施設、街角のオープンスペースなどと連携し、福祉の枠にとどまらない多様な世代が自然と行き交う場を日常の中につくっていく。
都市開発や地域貢献スペースなどの仕組みを活かし、民間事業者と行政がパートナーシップを組んで、持続可能なコミュニティ拠点を整備していく。

これは、認知症だけの話ではないと思っています。
タワーマンションが増え、人の入れ替わりも多い中央区だからこそ、隣に誰が住んでいるかわからない、という不安を抱える方も少なくありません。人が多く暮らし、働く大都会だからこそ、人と人が自然につながるコミュニティづくりは、これからの中央区に欠かせないまちづくりのテーマだと、私は考えています。
9月の認知症月間をきっかけに、「認知症になっても暮らしやすい中央区」から一歩進んで、誰もが自然に人とつながり、自分らしく過ごせるまちのあり方を、皆さんと一緒に考えていけたら嬉しいです。
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