2025/6/9
2019年に発売された「ファクトフルネス」という本がベストセラーになった。
私も読んで感じたのが、いかに私たちがファクト(事実)ではなく、主観で世の中を見ているか?ということ。

例えば、ニュースの報道を見て「なんて物騒な世の中だ!」と嘆くが、実際に日本における凶悪犯罪の数は減少傾向。海外の人たちからも「安全な国、ニッポン!」と愛されている。
ではなぜ、世の中が物騒だと感じてしまうのか? それは、完全な主観に支配されているから。
そして、私たちの主観をコントロールしてしまうのが、マスコミの報道だ。
なぜなら、ニュースでは「今日も平和な1日でした!」なんて話をしても、まったく面白くないから😅ほとんど報道されることはない。

積極的に報じられるのはエキサイティングな事件や驚くべき出来事で、これらをことさら面白おかしく大量に伝えてしまう。
すると、多くの人はその報道された内容の質と報道されている量で、たった1回の出来事であったとしても、それはとてつもなく大きな出来事として捉えてしまい「物騒な世の中だ」と感じてしまう。
もちろん、マスコミは「多くの人へ注意喚起を行いたいから」とか言い出すだろうけど、じゃあ「芸能人の不倫」はなんのための報道なのか? やったら、みんなから総スカン食らうよっていう、注意喚起のため?😆

自分も雑誌編集者というマスコミに近い現場にいたからこそ、大きな声で言いたい。
マスコミが扱う記事は、世の中のほんの一部だけを自分たちの主観で選択して伝えているだけで、それがすべてではありません。ジャーナリズムを謳っている新聞社であっても、すべてのことを報じられるわけがないんです。

マスコミが自分たちの好みで選んで、話題になる、みんなが楽しめる、興味を持てる、そんなニュースを伝えているだけ。もちろん、絶対に伝える必要があることもたくさんあるけどね。
ジャーナリズムとは正解を伝える人ではなく、単なるイズム。自分たちの道徳や倫理に基づいたもので、人によって違うこともざら。

実際に、都知事選の際に、YouTubeの世界であれだけ盛り上がっていた石丸伸二をテレビではほとんど報じなかった。テレビ外で誕生したスターがプライド的に許せなくて、報じたくなかったのではないか? これは同じようなマスコミの世界で生きてきた私の勘繰り。違うかもしれないけどね。
そして、結果が蓮舫さんを抜いて2位だった瞬間に群がってきた。数字が取れるとわかったから。

ブロガーやインスタグラマーの時も似たようなことが起きていたから、余計にマスコミ対応がよくわかる。
インスタグラマーの後追いでトレンド紹介してたからね。
私は研修講師をやっているので、その研修では必ず伝えていることがある。それは【事実と真実】の違いであり、それは私たちの主観がどれほど根強く思考に癖があるのか、ということ。

事実(ファクト)をしっかり見てください。
自分の主観である色眼鏡を一旦外して。世界を見直してみると、自分が思っていた世界とは大きく違っていることに気づくかもしれません。
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イワミ ナツヨ/56歳/女
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