2025/6/1
私は長年、女性雑誌の編集者として活動してきました。
大学生時代に女子中高生向けの雑誌「プチセブン」でアルバイトを始め、Gakken(当時、学習研究社)に入社して、最初に配属されたのが同じ中高生向けの「レモン」。即戦力として配属されたらしい。

2年目には都会向けの高校生雑誌「東京ストリートニュース」を「レモン」スタッフで創刊。少ないスタッフで2冊を作っていたが、途中でそれぞれに分かれ、私は「レモン」に残ることに。

先輩が減ったことで、入社3年目ぐらいからかなりの要職を任されるように。
でも、私は子どもの頃から貧乏な母子家庭の影響もあり「もっと普通の人になりたい!」という謎の呪縛を抱えていて。「編集者として認められることより、20代で結婚・出産をすることこそ【普通】の人の仲間入り!!」と信じ、28歳で会社を辞めて、結婚➡️出産を最優先する人生を選択した。
でも、大好きだった編集の仕事に戻りたくて、時短勤務可能な風讃社「たまごクラブ」の編集者になりました。
(「たまひよ」は発行はベネッセ、製作は風讃社だったんです)

そんな中、Gakkenが初の子育て雑誌を創刊する準備段階で、Gakkenから打診を受け、再び即戦力として出戻ることに。私が準備から携わり、創刊されたのが「おはよう赤ちゃん」。
本当は女性にとってマインドや生活が変わるのは妊娠したタイミングだから、「たまひよ」のように妊婦向けから始めたい!と訴えたが、通らなかった。男性たちの思考では、子どもが生まれて初めて「ママ、パパ」になるという感覚が強いらしい。

それ以降、私の人生はリアルな2人の子育てと、子育て雑誌の編集者として「ママと子どもと子育て」について全国のママたちの話を聞き、子どもたちと触れ合い、子育て業界のさまざまな方たちと未来を語り合う人生を歩むこととなりました。
そのため、私はGakken内で「もっともママに詳しい人」という評価を受けるように笑。

そこで見えてきたことは、「日本を動かしているのは、実はママたちなのでは?」という想い。
もちろん、子育てママだけがすごいって話ではない。そもそも、女性の方がトレンドを作ったり、消費につながる行動をとると思われているのは、マーケティング業界では当たり前のこと。
子育ては経験の違い。海外に行ったことがある、挫折したことがある、仲間と成功した体験があるなど。子育てという経験の中で学び、気づけることが多いため、特別扱いされるのだと思う。
また家族というチームでの決定権を握ることが多いため、ビジネスでは特に注目されるのだと思う。

そして、日本が失われた数十年を迎え、労働人口が減り始め、今まで男性中心社会だった経済においても限界を迎え、女性たち(多様性)が求められるようになった。イノベーションに多様性が不可欠だから。
ところが、残念ながら、日本でのジェンダーギャップ指数は先進国で最下位。特に経済面と政治面が足を引っ張っている。
ちなみに、いまだに「女性活躍」という言葉がまかり通っている。非常に腹立たしいが。
女性たちは昔から活躍していました! 家事や子育て、ご近所付き合い、親のケア。これらを「当たり前」と見ている男性目線で、「経済活動じゃないと、活躍とは認めない」という意図が見え隠れしている。

小さいことに感じるかもしれないけど、どの言葉を使うかでイメージが決まる。私たちの思考が言葉によってなされている以上、言葉のチョイスは非常に大事!!
意識改革は何をどんな言葉で発するか、誰が発するかで決まる。
私は、いい加減にこの女性たちに対する差別ややる気を削ぐ発言を変えていきたい。
ペンは剣より強し!
私の戦い方です。
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イワミ ナツヨ/56歳/女
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