2026/6/21

今朝、わたしは荻窪駅北口に立ちました。
二〇二六年六月二十一日。杉並区長選挙が始まった、その最初の朝です。駅へ向かう皆さんに、まずはご挨拶をと、マイクを握りました。
わたしは杉並で生まれ、杉並で育ちました。高井戸小学校、高井戸中学校、都立西高。そのあと富士通という会社で二十年あまりを海外で過ごし、北米の子会社の経営などに携わってきました。経営の力と、国際感覚。その二つを、生まれ育ったこの杉並のために使いたい。そう思って、この場所に立っています。
掲げているのは、「緑で稼ぐ杉並」です。
不思議な言葉に聞こえるかもしれません。けれど、これはわたしの本気の戦略です。杉並区は、二〇三五年あたりから人口が減り始めると言われています。人口が減れば、税収も細っていく。すると、いま当たり前のように受けている保育や介護、学童といった暮らしの支えが、だんだん難しくなっていきます。その前に、いまのうちに、区が自分で稼ぐ力をつけておきたいのです。
では、どうやって稼ぐのか。わたしの答えが、緑です。

ニューヨークやメルボルンといった都市は、いま意図的に緑や樹木に投資をして、まちの魅力を高め、税収の基盤を強くしています。世田谷や練馬が緑を増やしていくなかで、杉並だけが立ち止まっていれば、働き盛りの世代は静かに隣のまちへ移っていってしまう。世界で広がりつつあるこの新しいモデルを、いち早く杉並に持ち込みたい。それが、わたしの「緑で稼ぐ」の中身です。
今朝、足を止めて耳を傾けてくださった皆さん。本当に、ありがとうございました。短い時間でしたが、このまちで暮らす方々の顔を見ながら話せたことが、何よりの力になりました。
これから一週間、わたしは杉並のすみずみまで歩きます。一人でも多くの方と、このまちのこれからについて言葉を交わしたい。どうぞ、よろしくお願いいたします。
増田よしひこ
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