2026/4/19
3月議会では、昨年の議会に引き続き議論されたのは、R8年度に予算化された【市道明神線他舗装改良事業】です。
写真の通り今工事されている、唐津神社前の石畳道路舗装工事費約2億円についてです。共産党の黒木議員より、石畳舗装工事による経年リスクや維持管理費の課題を理由に予算を認めない反対討論がなされました。

ですが、既に工事が着工されていて、工事を止めることは現実的ではなく、賛成多数で予算が採択されました。
この道路改良工事については、昨年の6月補正予算で、約7,400万円の地質調査費や道路工事費が計上されたことで、議論が湧きおこりました。
その当時の議論は、
という内容でした。ただ一方で、私は問題の本質は別にあると考えています。
まず、この石畳工事については、「立地適正化計画」という制度をとおして、国の有利な補助金が適用されています。次に、その国の有利な補助金を引き出すためには市町村は、下記の通り、中心市街地における【唐津市都市再生整備計画】というものを作成し、国の承認を得ることが必要です。
中身を簡単にまとめると、中心市街地エリアを、行政と民間がいかに協力して活性化していくか、具体的な事業を列挙する計画で、唐津市は、その事業として、「新・市民会館」や「市道明神線」などを掲載(上記8ページ参照)。
ポイントは、この計画書は令和6年3月に作成完了していること。なので、令和7年度に予算が議会に出てきたところで、行政内では、その1年半前には、国に申請をあげているわけなのです。
市道明神線に限らず、大体は、予算として事業が出てきている時点で、既定路線で議論の余地は少ないのですが、問題なのは、その事業決定のプロセスです。
例えば、本計画12ページの事前評価シートでは、
の項目があり、全て「〇」(実施済)となっています。
しかし、唐津市の皆さん、この石畳道路について
また この計画書の6ページには、中心市街地のまちづくりの実績として、
など、私自身が、現在経営しているまちづくり会社の記載や、市の支援もなく民間事業者が実現してきた実績が列挙されており、これらの「官民連携」の実績が国から評価されて、市は有利な補助金を獲得しているわけですが、実のところ、「新・市民会館」の建設も「市道明神線改良工事」も、まちづくり会社や、民間事業者からなる中心市街地活性化協議会には、一切の情報共有、協議はなされておりません。
など、いろいろと議論がなされたことでしょう…。
おそらくですが、最初からm「石畳の道路にしたい」という結論ありきで、中活協議会やまちづくり会社の実績がだけ活用され、あたかも官民連携で協議し、市民からの要請があったと読める計画書を作成し申請している…ということなのでしょう。
私は、この不透明な事業決定のプロセスこそが、今の唐津市の「本当の問題」だと感じています。行政の結論が先にあって、その帳面消しのような合意形成をして、官民連携を装っているような事業が散見されます。
これから中心市街地の事業として、市長公約の、【唐津駅とアルピノの一体的再開発】があります。50年、100年先を左右する中心市街地活性化に関わる、大きな商工観光事業です。決して同じ事を繰り返してはいけません。行政の財源は、私たちの税金です。
これらが、市民にきちんと説明され、納得できるものであることが不可欠です。そのためには、それには、専門家による協議や、関係者との連携、真の官民連携を実現していくプロセスが重要です。中心市街地の活性化は、私自身15年間取り組んできたテーマでもあります。
一つ一つの事業が確実に、ベストな形で「未来につながる投資」になるように…市民の声に寄り添いながら取り組んでいきたいと思います!

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カイダ ハルコ/歳/女
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