2026/4/25

▲前列真ん中・安西恵子施設長&集まるとどこでも活発な情報交換が始まる女性議員ネットワークのメンバー。子育てを経験した人も多く、自身の体験を踏まえた貴重な視察になりました。
大分県市町村女性議員ネットワークの活動として、別府市議会議員・日名子敦子議員の呼びかけにより、別府市にある「乳幼児総合支援センター栄光園」を視察させていただきました。
はじめてこの施設を知る方も多いかもしれませんが、ここは単なる「施設」ではなく、さまざまな事情を抱える家庭と子どもを支える“地域のセーフティネット”ともいえる存在です。
栄光園では、家庭での養育が一時的に難しくなった0~2歳の乳幼児を専門スタッフが養育する「入居児支援」をはじめ、里親登録の促進や養子縁組のマッチング、養育相談などを行う「里親支援」、さらに産前産後ケアや子どもの居場所づくり、見守り、育児相談といった地域支援まで、切れ目のない支援を行っています。
施設の詳細については、こちらのインタビュー記事でも非常に分かりやすくまとめられています。
👉 https://tokubetsuyoshiengumi.jp/story/art_00026/
また、公式ホームページでは具体的な事業内容が紹介されています。
👉 https://www.eikoen.jp/pages/56/
実際に施設内を見学させていただくと、窓からは庭の木々が見え、光が差し込む明るく落ち着いた空間が広がっていました。子どもたちは、スタッフの皆さんのあたたかなまなざしの中で、穏やかに過ごしており、「安心できる場所」であることが伝わってきました。

▲ベビー人形は抱き心地、重さ、触り心地すべてがリアルすぎてドキドキしました! 抱っこのし過ぎで腱鞘炎になった育休時代を思い出しました。
特に印象的だったのは、産後ケア事業の充実です。大分県内16市町と連携しながら運営されており、利用したお母さんが「また来たい」と感じるほど満足度が高いとのこと。孤立しがちな産後の時期に、こうした場所があることの意味は非常に大きいと感じました。
さらに、施設長の安西恵子さんのお話からは、「必要な人に情報が届いていない」という現場の切実な課題も見えてきました。だからこそ、日々の業務の合間を縫ってメディア出演やインタビュー対応など、広報活動にも力を入れているそうです。
公式Instagramでも日々の様子が発信されています。
👉 https://www.instagram.com/eikounyuji2025/
今回の視察では、施設の機能や役割だけでなく、運営の現実についても率直に意見交換をさせていただきました。
人手不足や資金不足といった課題は、どの福祉現場にも共通していますが、それに加えて
・行政との情報共有のあり方
・支援を必要とする人への周知の広げ方
・学校との関係づくり
・地域とのつながりの強化
など、今後の運営に向けた具体的な課題と展望についてお話を伺うことができました。
安西施設長からは、「施設単体でできることには限界がある。だからこそ、行政や地域、学校と連携しながら支援の輪を広げていきたい」という強い思いを感じました。
子育て支援というと、「制度」や「サービス」に目が向きがちですが、実際に現場を訪れて感じたのは、「人の力」で支えられているということです。
そしてもうひとつ強く感じたのは、「知ること」の重要性です。
どれだけ素晴らしい支援があっても、知られていなければ存在しないのと同じ。
逆に、「頼れる場所がある」と知るだけで救われる人が確実にいます。
今回の視察を通して、こうした取り組みを地域全体で支えていく必要性を改めて実感しました。
必要な人に、必要な支援が届く社会へ。
そのために、私たち議員としてできることは何か。
現場の声をしっかり受け止め、政策や仕組みづくりにつなげていきたいと思います。
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