2026/4/23
いつも千種区内の駅前でのご挨拶から一日がスタートします。
朝の忙しい時間帯、足早に通り過ぎる皆様の背中を見送りながら、「自分にできることは何か」と自問自答する毎日です。
駅立ちをする日々の中、現場の声に耳を傾けることの大切さを改めて痛感しました。

いつものように後援会資料を配っていたところ、教育現場で働く方が足を止め、声をかけてくださいました。
「修学旅行で引率する際に教員が食べるご飯は自腹なの知っていますか?自分の職場である学校に車を停めるために、駐車料金を取られるのおかしいと思いませんか?」
私自身も「えっ、それは本当ですか?」と思わず聞き返してしまった、驚くべき実態がありました。
皆さんは想像できるでしょうか。 子どもたちの安全を守り、24時間体制で神経を研ぎ澄ませて引率する修学旅行。その業務の最中、引率する先生方が食べる昼食代を、実は「自腹」で支払っているケースが多々あるというのです。
通常、一般企業の出張であれば、食事代を含めた諸経費は経費とされるのが当たり前です。しかし、一部の自治体や学校現場では、「食事は個人的な消費」という極めて硬直化した解釈のもと、先生方のポケットマネーに頼っている現状があるそうです。
さらに驚いたのは、自分の職場である学校に車を停めるために、先生が駐車料金を払っているという事実です。 土地の有効活用や受益者負担という理屈があるのかもしれませんが、民間の常識から見れば、従業員から勤務場所の駐車代を徴収するというのは、いささか度を越した「やりがい搾取」ではないでしょうか。
初めてこの話を聞いたとき、私は正直、市政と教育現場の乖離を感じました。 色々な政治家が「教育の質を向上させよう」「子どもたちの未来を守ろう」と声高に叫んでいる裏で、最前線に立つ先生方の尊厳や基本的な待遇がここまで軽んじられているのです。
・「先生だから当たり前」という風潮の限界
・ブラック化する職場環境による教員志望者の減少
・現場の細かな不条理が、巡り巡って教育の質を低下させるリスク
これは単なる「数百円、数千円」の問題ではありません。プロフェッショナルとしての専門性をどう評価しているかという、この国の教育に対する姿勢そのものが問われている問題だと思います。
私はこの問題を「仕方のない慣習」で終わらせるつもりはありません。 現場の先生方が、余計な経済的・精神的負担を感じることなく、子どもたちと向き合える環境を整えるのが政治の役割です。
・実態調査の徹底: どの程度の自治体・学校でこうした事態が起きているのか、調査を求めます。
・ガイドラインの明確化: 「業務に伴う経費」の定義を現代の労働環境に合わせて見直し、自腹を切らせない仕組みを作ります。
・予算措置と制度改革: 駐車料金の問題についても、福利厚生や勤務条件の適正化の観点から、地方自治体へ働きかけます。
「先生、ご飯おいしいですね!」と笑顔で話しかける子どもたちの前で、先生が心の中で「これ、自腹なんだよな…」とため息をつくような社会を、私たちは放置してはいけません。
教育の再生は、まず教職員の待遇という「足元」を固めることから始まると思います。
現場の声を政策に反映させ、当たり前のことが当たり前に通る教育現場を取り戻すために、私は全力で動いてまいります。
皆さんの周りでも、こうした「現場の理不尽」があれば、ぜひ私に届けてください。共に考え、変えていきましょう。
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タニグチ タケマサ/41歳/男
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