2026/8/10
私が事務局長を務めさせていただいております”野積み廃プラから町民を守る会”のブログが更新されました。新聞記事に掲載できなかった内容もあります。ぜひご覧ください!(掲載写真は許可をいただいております)
ブログURL
https://nohusei.livedoor.blog/archives/16611968.html
【以下本文です】
国は「調べるべきだ」と言い、市は「難しい」と言った。東愛知
本日の東愛知新聞に、私たち「野積み廃プラスチックから町民を守る会」が環境省へ直接確認した内容を、大きく取り上げていただきました。
まず、記事を通じてこの問題を多くの方に知っていただけることに、心から感謝申し上げます。
私たちが求めていることは、とてもシンプルです。
「家の隣に、山のように積まれた廃プラスチックがある」
倒壊しないだろうか。強い風で飛び散らないだろうか。夏場の悪臭に、窓を開けられない。そして何より、もし寝ている間に火災が起きたら、私たちの家族はどうなるのか。
これは特別な誰かの話ではなく、豊橋市内で、実際に暮らしている住民の日常です。
◆ 記事で明らかになったこと
1. 九か所目となり得る豊清町の件
盛土規制法に基づく造成前の事前許可の届出がなかったことにも触れていただきました。同じことが、また繰り返されようとしています。
2. 環境省は「より詳しい調査が必要」との見解
有価物か廃棄物かの判断について、環境省は取引価値の有無や経済的合理性など複数の要素からの総合判断が必要であり、より詳しい調査が必要であるとの見解を示されました。
3. 「より具体的な計画書を求めることも必要ではないか」
経済合理性の根拠とされてきた油化装置は、当初の導入めどから既に五年が過ぎ、客観的な見通しが見えていません。この点について環境省が上記の見解を示されたことは、極めて大きな事実だと受け止めています。
4. 環境省からの支援の申し出は、確かに届いていた
法律・土木・環境の専門家を自治体へ派遣する「技術者派遣制度」について、環境省は他の自治体と同様にメールで案内し、個別の事案が報道された自治体には、実施主体である産業廃棄物処理事業振興財団から状況確認の電話連絡までしていた事実が判明しました。
◆ 私たちが最も残念に思っていること
この派遣制度について、当初、豊橋市からは「そのようなアナウンスは来ていない」との説明があり、私たちの指摘は強く否定されました。
しかしその後、東愛知新聞の記者の方が環境省と財団へ直接確認され、改めて市の廃棄物対策課へ確認したところ、返ってきたのは「課長補佐が不在のため回答できません」という言葉だったと伺っています。
なぜ最初は環境省が通達したという事実を否定したのか。
市民が不安を訴え、報道機関が事実を確認しても、なお正面から向き合っていただけない。この対応を、私たちはとても悲しい気持ちで受け止めています。
そして、環境省の申し出に対して市は「今回は制度を利用する事案ではなかった」とし、事業計画の確認の必要性についても「民間の設備投資や経営上の問題であり、計画書を求めるのは事業者を急かすことになるので難しい」と答えられました。
なぜ、計画書を確認することが「急かすこと」になるのでしょうか。
当初の計画から既に五年以上が経過しています。その間、事業計画の確認がなされていないという状況は、監督する立場としての責任を果たしていると言えるのでしょうか。
私たちは、これを行政の重大な不作為であると考えています。
仮に油化装置が計画どおりに稼働しなかったとき、あるいは十分な処理能力を発揮できなかったとき、豊橋市はどのような説明を行い、どのような責任を果たされるのでしょうか。
◆ 一方で、前に進める兆しもあります
今回の記事では、事業者の側が住民への説明会や直接対話に前向きな姿勢を示されていることも報じられました。
実は私たちは、これまで何度も、事業者に対して住民説明会の開催をお願いしてまいりました。しかし、そのたびにお断りをいただき、住民が直接お話を伺う機会はありませんでした。
だからこそ、今回「前向き」というお言葉が報じられたことを、私たちは心から歓迎しています。
不安の多くは、情報が届かないところから生まれます。何がどう計画され、いつ、どのように解決に向かうのか。それが住民に直接語られるだけで、救われる思いは確かにあるのです。
そこで私たち「野積み廃プラスチックから町民を守る会」は、この機会を逃さず、改めて住民説明会の開催を、事業者へ正式に申し出てまいりたいと考えております。
批判のための場ではありません。顔を合わせ、疑問を率直に伺い、率直にお答えいただく。その積み重ねの先にしか、地域と事業の共存はないと信じています。
今度はぜひ、対話のテーブルに着いていただけますよう、心よりお願い申し上げます。
◆ 誤解のないようにお伝えしたいこと
私たちが問題にしているのは、油化施設の稼働そのものではありません。事業を否定したいのでもありません。
問題は、梱包帯を含む廃プラスチックが各地で野積みされ、倒壊や飛散、悪臭、そして火災の危険により、周辺住民の生活環境と安全に深刻な影響を及ぼしている、今そこにある現実です。
だからこそ求めたいのです。
透明性の高い対応を。厳正な指導と監督を。そして、同じような事案が二度と生まれない仕組みを。
行政と事業者の関係について市民が疑念を抱くような発言や対応は、市政への信頼そのものを損ないます。それは、行政にとっても決して望ましいことではないはずです。
私たちは、対立したいわけではありません。安心して眠れる毎日を、取り戻したいだけです。
市民の安全と安心を最優先とした市政運営が行われることを、心から願っています。
皆さまのご理解と、共に声を上げていただけることが、私たちの何よりの力になります。
今後も何卒宜しくお願い致します。
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