2024/2/29
政策提言:くまもと新時代を共に創る・県民への10の約束
印刷用PDF:県民への10の約束(全文)
熊本の豊かな食文化を活かし、高付加価値化を進めることで、稼げる農林畜水産業を実現し、素晴らしい「食のみやこ熊本県」を創造します。これによって、熊本の農林畜水産業を日本一にします。
高付加価値化に向けて、食育の推進を図るとともに、食文化を活かした新商品開発、ブランド化、輸出販路拡大など、様々な支援を進めます。
そのためにも、後継者育成に全力を注ぎ、若手就業者のネットワーク化、農福連携、外国人就労者の受入れ等を進め、農林畜水産業の担い手の確保・育成を行います。
●熊本には、馬刺、あか牛、だご汁、ラーメン、からし蓮根、焼き鮎、球磨焼酎など、ここで書き切れないほど豊かな食文化があります。食文化の豊かさを十分に活かせば、高品質でおいしい熊本の農林畜水産物を、もっと高く売ることができるはずです。
そこで、世界に誇る食文化の視点で農林畜水産物の生産・加工から料理・販売に至るまでの過程を磨き上げることで、熊本の農林畜水産業の高付加価値化を進め、「食のみやこ熊本県」を創造します。全国・全世界の消費者に熊本の食の良さを伝え、「食のみやこは熊本に在り」と言われることを目指します。
●スマート化による生産性向上(スマート農業)、有機農法の推進、自給飼料の拡大、輸出拡大、地産地消、六次産業化、ブランド戦略等を複合的に組み合わせ、高付加価値な「農業で稼げる食のみやこ熊本県」を実践します。
●農業の担い手が減る中で、自給率向上や食糧安全保障の観点からも営農意欲のある方にしっかりと営農を継続してもらうべく、県として全力で支援します。中でも急激な工場進出に対して影響がある農家に対しては何とか営農継続ができるよう、県と市町村が連携して耕作放棄地や休耕田の再活用を推進して農地を確保するなど、農地と工場とのベストバランスによる共存共栄を目指します。
その際、地下水涵養や防災・減災など農地の有する多面的機能に着目して、農地保全を支援します。
●熊本の食文化のブランド化を進める前提として、こどもたちに食の重要性を認識してもらうため、「くまもと食育戦略」を定め、食育を戦略的に進めます。
地産地消による高品質な学校給食を提供することにより、幼い頃から味覚を鍛え、郷土の食への愛着と誇りを育成し、消費拡大、農林畜水産業への関心の醸成につなげます。
●こどもの農業・漁業・牧畜体験を推進し、人間と自然が共存する営みへの理解、食の生産者への関心を深めます。
また、こどもが自然に接する機会が少なくなっている中、森林環境教育を実施し、こどもの森林・林業への理解を育みます。
こうした動きを県外や熊本都市圏との都市農村交流に繋げ、今の都会っ子にはない「ふるさと」を熊本に見つけてもらう「こどもからの関係人口」の創出に努めます。
●世界に向けた熊本の食のショールームの役割を果たす、熊本の豊かな食文化を活かした複合リゾート施設の誘致を推進します。
●県南の地域資源である食文化を活かした新商品開発等によって、食や酒の高付加価値化を図るとともに、食品関連企業の県南誘致を進め、「県南フードバレー構想」をステージ2としてより深く展開します。
●スタートアップが県内農業者と共に試行錯誤し、高付加価値の食品産業を展開できる環境を作り、熊本県をフードテック(食ビジネスへの技術の活用)・アグリテック(農業へのAI・ロボット等先端技術の活用)の中心地とすることを目指します。
そのために、UXプロジェクトの一環として、空港周辺地域での「東海大学・熊本県 フード・アグリテック連携プロジェクト」の一層の進展を図ります。さらに、農業を含めた食品産業におけるイノベーションを進めるため、海外も含めた産学官連携を推進します。
(※)UXプロジェクトとは、熊本の強みである医療、介護、健康、食、ビューティー、スマート農業など、ライフサイエンス産業を中心とする新産業創出プロジェクトをいう。
●熊本の食、酒等の高付加価値化に向けて、先進的な商品開発やデザイン、マーケティング、販売網構築に取り組む企業や生産者の実証実験を支援します。また、有機農業(オーガニック)や不耕起農業に取り組む農家・地域に対し、飲食店や給食等で商品化する実証実験を支援します。
●トマト、スイカ、なす、メロン、みかん、デコポン、いちごなど、熊本特産の農林畜水産物の輸出拡大に向けて、生産者や生産団体における戦略的な産地ブランド化や販路拡大の取組を支援します。特に、海外の富裕層に向けた輸出拡大に取り組みます。
販路の新規開拓に必要となる衛生管理基準に対応した生産施設の機能強化を進めるとともに、防疫条件や残留農薬基準に対応した産地の生産体制づくりを進めます。
●多面的機能を有する水田の維持と食料自給率の向上を図るため、米及び米粉の消費拡大に向けて、熊本のお米のブランド化、学校給食での活用を含めた地産地消、米粉を活用した新たな商品開発等の六次産業化に取り組みます。
●森林の清々しさ、木造化・木質化の暖かさを活かし、観光・ものづくり・環境・教育の分野で新たな価値を創造する「オールラウンドな林産業」を育みます。
林産物の輸出促進については、主要輸出国である中国・韓国・米国への輸出量の拡大に取り組みつつ、新規国の開拓や付加価値の高い製材品の開発に取り組みます。また、公共施設への県産木材の積極的な活用を進めます。
森林の有する二酸化炭素吸収機能、防災機能を始めとする公益的な機能を重視し、森林の保護を推進します。
●畜産酪農業の振興に向けて、「くまもと黒毛和牛」・「くまもとあか牛」・「くまもとの味彩牛」等のブランドによる高付加価値化を推進し、飼育頭数の減少を抑えるとともに、新たな担い手の育成や消費拡大を行います。
●世界農業遺産に登録されている阿蘇の草原の維持や持続的な農業・牧畜のシステムに対する高い認知度を活かし、これを支える野焼きや放牧の取組を支援しつつ、黒毛和牛の格付けとは異なる独自の評価体系を構築することにより、草原で健康に育つヘルシー和牛としての「あか牛」のブランド化を強力に推進します。
また、全国3位・西日本1位の生乳生産量を誇る酪農についても、牛乳、チーズ、ヨーグルト等の乳製品のブランド化を推進します。
●水産業の振興にあたっては、赤潮対策を科学的かつ大規模に展開するとともに、マダイ・クルマエビなど、温暖な気候を活かした養殖業の徹底的な底上げを図ります。有明海・八代海・天草灘の海域環境を守り、水産業を振興します。
●「熊本県産あさりを守り育てる条例」に基づき、熊本県産あさりの資源保全・回復、産地偽装を防ぐ流通販売体制(熊本モデル)の構築、ブランド化による消費拡大を進めます。
●新規輸出国開拓の活動や新商品開発の支援を行い、更なる水産物の輸出拡大を推進します。
●県内はもとより、日本中で愛される熊本の酒(日本酒、球磨焼酎、菊鹿ワイン、ビール、ウィスキー等)の更なるブランド化を支援し、海外への輸出展開を図ります。
地域全体で熊本の酒を盛り上げる酒蔵ツーリズムの取組や県産酒消費拡大運動を推進します。
●国産品の9割を占める熊本県のいぐさについて、調湿効果・香り・肌ざわりが良い最高級の「くまもと畳表」の高品質化・ブランド化を一層進めるとともに、い業の安定経営を支援していきます。
●生産者が地産地消や六次産業化に取り組むための生産物・加工品の販売拠点やレストラン等の設置を、土地利用の見直しを含む経営相談により支援します。
●物流業の魅力化やストックポイント(中継地)の整備を支援しつつ、農業者、流通業者、物流業者等の当事者が対話を深め効率的な配送システムの構築を進めることで物流2024問題への的確な対応を実施し、県産物を確実に大消費地に配送します。
●世界経済の動向を注視しつつ、物価高騰による飼料や肥料、生産資材の価格上昇への対策を進めます。
●熊本県の農林畜水産業を維持発展するためには、まず担い手の確保、特に新規就農者とともに、今農林畜水産業に従事している方々が、お子さんやお孫さんにちゃんと事業を継続してもらう後継者育成が施策の柱とならなければなりません。
県や市町村の各研究・研修施設、県内の大学、民間の教育・研究機関が連携して、若手就業者のネットワーク化と技術力・経営力の向上とを図る「くまもと農林畜水産アカデミー」構想を推進し、熊本の農林畜水産業にとって最大の課題である農林畜水産業の後継者の確保・育成に全力で取り組みます。
●障がい者、高齢者、刑務所出所者など、様々な生きづらさを抱える人が農林畜水産業に参画することで、就労や社会参加を支援するとともに、担い手の確保にもつながる農福連携を進めます。
●新たな育成就労制度の導入も見据えつつ、単なる労働力として取り扱うのではなく、地域の仲間として暖かく迎え入れることを前提として、農林畜水産業の担い手として期待される外国人就業者の受入体制を構築します。
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