2026/9/13
鈴鹿市議会議員【1期目】
まつばやみつよし(松葉谷光由)です。
9月10日(木)、9月定例議会において一般質問を行いました。
今回取り上げたテーマは、「本市の人口減少対策について」です。
人口減少は、単に「人口が何人減った」という問題ではありません。
地域コミュニティの維持、公共交通、買い物環境、農業、雇用、子育て、住宅など、市民生活のさまざまな分野に関わる問題です。
今回は、鈴鹿市全体の人口減少対策に加え、市街化区域と市街化調整区域を今後どのように維持し、次の世代につないでいくのかという視点から質問しました。

人口減少への対応は、一つの部署、一つの施策だけで解決できるものではありません。
子育て、教育、雇用、住宅、都市計画、公共交通、農業、移住・定住など、それぞれの取り組みを連携させていくことが重要です。
鈴鹿市でも人口減少対策について議論が進められていますが、そこで出された意見や課題を具体的な施策につなげ、今後の計画や予算に反映していく必要があります。
個々の計画をそれぞれ単独で進めるのではなく、「人口減少対策」という共通の視点で横につないでいくことが必要ではないかと提案しました。
市街化区域については、現在策定が進められている立地適正化計画を取り上げました。
人口が減少していく中では、これまでと同じようにまちを維持していくことが難しくなっていきます。
そのため、住宅や都市機能の配置だけを考えるのではなく、子育て支援、教育環境、公共交通、雇用、住宅政策などと連携させることが重要です。
「住まい」だけではなく、「働く場所」「子育て環境」「教育」「移動手段」まで含めて、住み続けたいと思える地域をつくる。
そうした視点を人口減少対策の中に取り入れていく必要性を訴えました。
一方で、私が特に問題意識を持っているのが市街化調整区域の今後です。
人口減少や高齢化が進めば、地域の担い手が減り、農業や自治会活動など地域コミュニティそのものを維持することが難しくなる可能性があります。
市街化区域への居住誘導を進める一方で、市街化調整区域についても、「どうすれば人が住み続けられるのか」「どうすれば新たな人に住んでもらえるのか」を考えていかなければなりません。
市街化区域と市街化調整区域を一律に考えるのではなく、それぞれの地域の特性や役割を生かした人口減少対策が必要だと考えています。
そこで今回取り上げたのが、優良田園住宅制度です。
この制度は、市街化調整区域における既存集落の維持や地域コミュニティの活性化につながる可能性を持っています。
しかし、制度があっても、知られていなければ十分な活用にはつながりません。
そこで、制度をさらに積極的にPRするとともに、移住・定住施策などとも連携し、市街化調整区域へ新たな人を呼び込むための一つの手段として、もっと活用していくべきではないかと提案しました。
人口減少そのものを完全に止めることは簡単ではありません。
だからこそ、「人口が減るから仕方がない」で終わるのではなく、今ある制度や施策をつなぎ合わせ、地域の実情に応じた対策を進めていくことが重要です。
市街化区域には市街化区域の課題があり、市街化調整区域には市街化調整区域の課題があります。
都市計画、住宅、子育て、雇用、公共交通、農業、移住・定住などを一体的に考え、鈴鹿市のそれぞれの地域が将来にわたって持続できるまちづくりを進めていく。
今回の一般質問を一つのきっかけとして、これからも地域の声や現場の課題を市政に届け、具体的な政策提案につなげていきたいと思います。
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